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食品加工するなら絶対に知っておきたい『pH(ピーエッチ)』って何⁉️ ※これ見ればわかります!

こんにちは!
宮崎の農作物加工チャレンジャー田中陽一です!

農作物加工をして加工品を作りたいと思った時に、賞味期限ってどのようにして決めてるか知ってますか? 

①なんとなく
②長い方が良いので、経験値で。
③細菌などの数や味、色合い、などがその期間ちゃんと保たれているか保管して、検査して、ちゃんと保証する日にちを決める。

3つのどれだと思います?
もちろん③です。笑 

しかも、つけたい賞味期限の1.3倍長い期間それを確認して賞味期限を設定しています。
(つまり1年間保存したい場合は1年と4ヶ月くらいは検査実績が必要です。)

で、その期間を保てる様に食品加工では加熱したりすることで『殺菌』をしてより安全に保存をしています。 
その時にいくつか基準とされる数値に

『pH(ピーエイチ)』
『糖度』
『水分活性』
『細菌検査』
などがあるのですが、今日はこの
『pH』について、わかりやすく!説明していきます^_^


・『pH』ってなんなの?

『酸性』『中性』『アルカリ性』
ってありますよね? 
小学校の頃にリトマス紙で確認したり、身近だと石けんや洗剤で『弱酸性』とか目にしたりすると思います。 
pHとはその酸性か中性かアルカリ性かを判断する数値です。  

きったない字ですみません💦
pHには0〜14の幅があって、

0〜3 酸性
3〜6 弱酸性
6〜8 中性 (お水やね〜)
8〜11 弱アルカリ性
11〜14 アルカリ性
です。

みんなが飲んでいる水はもちろん中性で、
お酢やレモン汁なんかは酸性で酸っぱい。
アルカリは灰なんかが身近で、苦い。
ってな感じです。 

食品の場合、綱引きで覚えてください。

酸性くんとアルカリくんが綱引きをします。

真ん中が7で中性

酸っぱくなると酸性くんが強くなって数値がどんどん低い方向に向かいます。
なので、クエン酸やお酢、レモン果汁なんかを入れると酸性くんはどんどんと強くなります。

逆にアルカリくんを応援しようとすると、クエン酸ナトリウムとかマグネシウム、灰みたいなものを入れてあげるとどんどん強くなります。 

ちなみにゼリーの場合はphが3.8とかで作られることが多いので、ゼリー液にクエン酸やレモン果汁なんかを入れて酸性くんを応援してちょうといいところで綱引きをやめるのです。

何で3.8なの?
はまた明日お話しします^_^


でも、一回すっぱくなって、苦くなった数値が7の水、絶対美味しくないよね⁉️笑 
お互い汗を流した青春の味なんかな?笑
ぜったい何もしてない水が美味しいよね⁉️笑
なので田中は極力無駄な物を入れない加工品作りを心掛けています。

最後に、
pHの数値の素になっているのは『水素イオンの濃度』なんですが、それがどうのこうのはあまり知識として必要ないと思うのでここでは説明しません。というか田中にはこれ以上話せません。笑

ではまた明日^_^

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