何が大切?賞味期限。
Vol.253
農作物の生産が盛んな宮崎県において
果実を活かしきることで
生産者・加工者・消費者の幸せを
生み出すことが私たち株式会社ひょっとこ堂の仕事です。
農産加工でアナタの日常に笑顔をプラス❣️
宮崎の農産加幸チャレンジャー
田中陽一です😁
『賞味期限ってどうやって決めてるの❓
その判断基準は❓』
というご質問を頂きましたので、今日はそのお話を😁
賞味期限には安全に保険が掛けられていて
つまり実際に日持ちや味が保たれることを確認した
期間よりも短い期間で設定されています。
なので賞味期限が切れた瞬間に食べられなくなる
なんて言うことはないんです。
ただし、生物やお弁当は早く食べてくださいね❣️
さて、肝心の賞味期限を
どうやって決めるのか⁉️
という点ですが
『経験と勘でこのくらいです❣️』
なんてことは言えません💦
第三者にはっきりと提示できる
根拠が必要なんです😁
さらに、それをしっかりと提示できる事が重要です❗️
これは実は農林水産省にも情報が掲載されてます。
第三者へ提示する根拠として数値にも
いくつかの項目がありますが
①作ってる時に安定した商品の製造管理が必要で
一定の基準を保つ為に確認される
糖度やpHなど。
②細菌などの微生物が繁殖していないか、
その有無を試験して確認します。
③実際に食べてみての味や香り色合いなどの官能検査。商品としての日持ちを確認するためのこと。
①は検査機器が高額でないものもあるので
製造する度に自分たちで確認して記録していきます。
賞味期限設定の際に根拠としているのは
②と③になります!!
実際に食品の細菌として
『一般生菌』『大腸菌』『大腸菌群』
が主に挙げられます。
これらを検査してくれる専門の機関へ
試験の依頼をして検体を送ってあとは結果待ち。
田中のオススメ検査機関はコチラ
神奈川県の食品微生物センターです😁
チェックしてみて❣️
そして③の官能試験に関しては僕たち人間の試験です。
食べてみての味
見た目の色合い
香り
などの項目がメインです。
1つの商品の賞味期限をつけようとすると
実際にその期間の保存して都度検査して
さらには安全係数を掛けるので
相当な時間を要します!
はじめての作るような中身の商品なら
どんどん試験していくわけですが、
特性が似ている商品であれば
同等とみなす商品の賞味期限の根拠があれば
それと同等として期限の設定も可能なんです❣️
最後に❣️
100日確認したから
賞味期限は100日❣️❣️
なんて言う設定はできませんよ😁
実際に試験した日数に、安全係数を掛けた
その期間を賞味期限とします。
100日に設定したければ、100日✖️1.3イコール130日の検査結果が、必要となります😁
大体賞味期限5年の商品とかもあるので
毎回毎回、そして何個も試験してたらいつまでも
商品販売出来ませんので
類似の商品の賞味期限の設定根拠は
次の商品開発の際に生きるんですね❣️
ただし、使ってる素材によっては
同じように言い切れない場合もあります!
その塩梅が経験値を要するところなんです。
基本的には賞味期限は長くしたいと思ってますが、
やっぱり味や色合い
これらが悪いものは商品には出来ません❗️
僕が賞味期限を、設定する場合は
微生物などの残存率だけでなく
使われる素材の味や配合を考慮して
賞味期限の目安を
提示する様にしています。
だいたいの期間は想定できますが、
やっぱりやってみないとわからないことも
多いんです❣️
総じて言うと田中の商品開発経験も
まだまだですので❗️
ひとつひとつ経験してレベルアップしていきます😁
やっぱり素材の良さをどう活かすかを
基準に考えていきます❣️
それではまた明日😁
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