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『モヤさま』の聖地に佇む       ~~新宿・柏湯

『モヤさま』の聖地に佇む銭湯

新宿区の北西はずれにある大町通り。ここは『モヤモヤさまぁ~ず』第1回ロケが行われた「聖地」として名高い(!?)。

そこに佇むのが「柏湯」。銭湯には「デザイナー系」「昭和レトロ系」などがあるが,ここは「ビルを乗っけてサバイバル系」(笑)
ひょっとすると23区内の銭湯ではこのタイプが一番多いんじゃなかろうか(すみません,キチンと調べていません)。

見た目は少々くたびれている。

強力ジェットが心地よい

ここは,フロントで脱衣所のロッカーキーを渡してくれる。

『東京銭湯マップ』より

お湯は熱めの43度。浴槽は広めです。
ジェットバス2つとバイブラ2つ。
ジェットバスは,「肩,腰,足裏」と「背中,ふくらはぎ,足裏」の2タイプ。ツボにしっかり当たるし,強力なので気持ちいい。
水風呂はぬるめの23度。夏場はここでうたた寝しちゃうこともある。

「太陽の塔」を連想させるタイル絵

 全体に飾り気がない内装で年季が入っているけれど,タイル絵は鮮やか。定番の風景画じゃぁござんせん。大樹に花畑,川筋,稜線から昇る太陽・・・というイメージが色とりどりのタイルでちぎり絵のように表現されている。なんか小学校や中学校の美術の教科書に載っていそうな,素直に明るい感じが心地よい。大阪万博の象徴「太陽の塔」も連想させる。

男湯のタイル絵(『東京銭湯マップ』より)
まだ見ぬ女湯のタイル絵(『東京銭湯マップ』より)

そしてこの銭湯で珍しいことが2つ。一つはオバサマ方の声が響いてこないこと。その代わりオジサンたちの話し声がひっきりなしにそこかしこから聞こえてくる。商店街の中,近くには青果市場や中小の事業所が並ぶ環境で,顔見知りの常連さんが多いのか。二つ目は独特の匂い。なんでしょう。漢方湯のような,お線香のような匂いが漂います。正直好き嫌いは分かれるでしょう。「ジャパニーズハーブ」と思えばリラックス効果がうまれそう。ボクはもう慣れています。

いつもたっぷり汗をかいて,流してリフレッシュできます。
「柏湯」さん,ありがとうございます。いいお湯でした。


おまけ
大町通は広いけれど,人通りが少ない。夜は柏湯の明りがなければ寂しいものです。飲食店も多くありません。でも,路地に入ると美味しいラーメン屋さんがあります。和歌山ラーメン「津多屋」。

有名人もご来店。
少し甘口醤油味が美味しいです。

飲み!もできます。柏湯の湯上りにお勧めです。


#柏湯#銭湯#大町通#モヤモヤさまぁ


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