「届かない手紙」コンテスト結果発表！　（佳作全四作）

佳作１

『自分の体毛へ』

　Z.Z.さん　学校教育学部1年

自分の体毛へ
私の体毛さん。どうしてそんなに生命力が強いのですか？
どうしてそんなにしつこく生えてくるのですか？刈られた雑草がまたすぐ生えてくるかのように、剃っても剃っても生えてくる。
私は他の人よりも特に。体毛が似合う人っているじゃない？
でも、私は違うと思うわ。私はどちらかというと子供っぽい。
顔も体も。なのにどうして、体毛が濃いの？特にすね毛さん。
身体につかう育毛力があるくらいなら、頭につかってください。
髪の毛の毛量を増やしてください。
まあ、お金をためてじき全身脱毛するから。覚悟してなさい。
自分より

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佳作２

『私を見つけくれた人へ』

　森 脇 朱 里 さん　/　学校教育学部1年

私を見つけてくれた人へ
こんにちは。お元気ですか?私は19才になりました。
17年前、あなたが私を助けてくれた時のことを覚えていますか?遡ること
17年前の私が2才の頃。お風呂から上がった私は両親が目を離している隙に、服も着ず、家から飛び出して行ったのでした。
私がいなくなっていることに気付いた家族はパニックに。
玄関があいていて私の靴がなかったことから、家族で外を探し回ったそうです。そして、家から少し離れたスーパーの前で、あなたに抱きかかえられた
私は発見されたのでした。
あの時、心優しいあなたが私を見つけてくれていなかったらどうなっていたのでしょうか...。
あなたの人生にとってはほんの小さな出来事で、何も覚えていないかもしれない。
ですが、顔も名前も分からないあなたに、感謝の気持ちを送りたいのです。
17年前は本当にありがとうございました。
あなたに多くの幸せが訪れますように。

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佳作３

『期待する「あなた」へ』

　K さん　/　学校教育学部1年

期待する「あなた」へ
私はいつも「あなた」に期待する。
あなたは毎日私の前に現れて、私の一歩先を行く。
私がどれだけ進んでも、あなたには決して追いつかない。
だからこそ私はいつも「あなた」に期待する。
　　　　　
私は今日も「あなた」に期待する。
「今日の私」はもちろん存在していて、「昨日の私」も確かに存在していた。しかし「あなた」はいつも私の前に現れるが、「あなた」が存在することはない。
いつも私の前にいて、いつも私の中にいる。
だからこそ私は今日も「あなた」に期待する。
　　　　　
私は明日も「あなた」に期待する。
今日が終わるとき、「今日の私」は「昨日の私」になり、「昨日の私」は「過去の私」になっていく。しかし、「あなた」が「今日の私」になることは決してない。
「あなた」は「あなた」のままで毎日私の前に現れる。
だからこそ 私は明日も「あなた」に期待する。
　　　
「あなた」はいつまでも私の理想だからこそ期待するのだ。

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佳作４

『マハトマ・ガンディーさんへ』

　大 崎 智 稀 さん　/　学校教育学部1年

マハトマ・ガンディーさんへ
こんにちは
僕は今兵庫教育大学で勉強している男です。
18歳 大阪府枚方市出身、テニスが好きです。
好きな食べ物は塩タンと寿司です。最近実家を離れて生活をし始めました。そしたら体重が8キロくらい減ってしまいました。
やばいと思いきや受験期に約10キロ太ってしまったので全然OKです。
むしろもっと落としたいです。
私は今とても魚が食べたいのですが、あなたはどうですか？
強いて言うなら肉も。ちなみに今日の昼ご飯は甘辛から揚げ丼でした。
めちゃくちゃおいしかったです。
ところで最近何か良いことはありましたか？
私はなにも無かったです。
特別な良いことはなくとも毎日友達と話してゲームをしてご飯をたべて幸せです。
ちなみに私はあなたと誕生日が一緒なんです。
ではまた70年後くらいに天国であいましょう。さようなら。

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