好きの在り方

Instagramのアーカイブを見ていると、過去の今日、何していたかが分かるので面白く見ている。
数年前のこの時期はファン感に行っていたらしい。

ファン感に行かなくなったな、と思う。

数年、ファンクラブに入っていない。
入るメリットがないからである。
応援している人は選手でもないし、所属チームは遠いところにある。
ユニフォームもいらないし、ホームチケットもいらない。行けるかどうかも分からないファン感。
メリットもなく「所属チームにお金を入れたい気持ち」を抱くことが、年齢が上がるにつれてできなくなった。

ずっと前なら、入っていただろう。

ずっと前は、「この熱量で生き続けたら、人生どうなるのだろうか」と、一抹の不安を感じることがあった。
大丈夫だった。
「熱量を持たずに生きることができるのか」という問いもあった。
生きることができている。
莫大な熱量を持たずとも、生活に合った「好きの在り方」を認める自分がいる。

それを嬉しく思っているよ、私。って話。