[HSBG]盤面の構成 ビッグスタッツ

2022/04/18 義足フラットタスク、サウロリスク構成を追記

前回記事の続きで、構成の細かい話をしていきます。
今回はその中でも強さがパット見で分かりやすいビッグスタッツ編。
※記載時は22.6環境

その前におさらいです。
前回は端的にまとめると下記について記載しました。
(内容や理由は前回記事をご参照下さい)

1. 構成は大まかにビッグスタッツ、システムミニオン、毒の3つである
2. 各構成は基本的にビッグスタッツ>システム>毒>ビッグスタッツ…の3竦みである

各種別の具体的な構成とその評価を掲載するが
初回の今回はバトグラにおいてのまず目指すべきスタンダード構成
とも言えるビッグスタッツについて記載していく。
※各構成の評価は5点満点での点数

種族:ドラゴン

カレクビッグスタッツ
(難易度:5 強さ:5 安定性:4)

グレード6のカレクゴスを中心に、ドラゴン全体にバフをしていく
オールビッグスタッツ構成。

カレクゴス単体では若干バフ量が心許ないものの、
バフのキーとなる雄叫びの数は全体通しても非常に多く、
カレクゴスを引いてもバフできないといった悲劇は生まれにくい。
カレクゴスを複数取れた場合の成長速度は圧巻の一言。
成長途中なら、補助としてチビドラ密輸人を入れても強力。
完成すれば他のどの構成にも圧倒する力がある。

ドラゴンには同じくグレード6のドラゴン全体にディバシを付けられるナディーナも居るため、多少のサイズ差を物ともしないのも特徴である。

また、カレクゴス以外はドラゴンなら何でも良いという構成のハードルの低さも魅力の一つといえる。
パイロスポーンを一体入れるだけで、各ディバシ構成に対してのアンチ構成になるのも非常に強い。

ただ最近は相対的に成長速度が高い構成が多く、カレクゴス単体で勝ち切ることは難しいため最低限2体、欲を言えばトリプル+αピック出来れば安心できる。

現環境はこのカレク + アマルガドンが最強構成と言われている。

キーミニオン:カレクゴス、ナディーナ
サブミニオン:チビドラ密輸人
弱点    :他のビッグスタッツより成長速度がゆっくり
         キーミニオンのグレードが高い

画像1
カレクゴスは2枚以上欲しい
構成例


タレクゴサ、ハンマードレイクビッグスタッツ
(難易度:2 強さ:2 安定性:5)

グレード4のタレクゴサ、ハンマードレイクを利用し、
タレクゴサのスタッツを徐々に伸ばしていく構成。

構成の難易度が低いものの、爆発力もあまりないが
キーミニオンどちらもトリプルにした際には、それなりに強くなる。
バフのために何かを追加で引く必要がないのは魅力。

トリプルにしなければ盤面の占有率が高く、盤面を入れ替える必要性が低いためグレードを上げつつ献身やゴア、パイロスポーンを集めていきたい。
最終的にはナディーナを拾いたい構成。

毒に弱いものの、マイエクスナが消えたことにより追い風となったが
完全に引きに左右されること、始動時は強くないこと
タレクゴサがグレード4に移ったことにより余り見ることがない。

タヴィッシュを使用している場合はハンマードレイクの代わりにバディを使うことができるため、優先的にピックしてもよい。

キーミニオン:タレクゴサ、ハンマードレイク
サブミニオン:チビドラ密輸人
弱点    :一部のミニオンしか恒常的に大きくならない

画像2
放置で強くなる夢のようなドラゴン構成
構成例


種族:マーロック

ブランマーロックビッグスタッツ
(難易度:4 強さ:4 安定性:2)

雄叫びが2回に増えるブランを軸に、
マーロックの雄叫びバフミニオンを使い続ける構成。

書いてみると単純なのだが、ブランが居なければサイズが足りず、
ブランが居てもマーロックのバフミニオンを引き続けなければならない、
と安定性は若干。マーロック自体が中盤強くないのも要因の一つ…だったのだが、アップデートにより若干序盤の構築が楽になった。

爆発力は凄まじく、バガァグルや原始フィンなどが絡めば
他のビッグスタッツを凌駕する勢いで一気に成長する。
そしてムキムキフィンは単体での性能が高く、自分の盤面にマーロックが多ければ中盤の戦闘勝利に一役買ってくれることは間違いない。

また、マーロックという種族特性上
毒構成へ転向することもできるのが非常に魅力だ。

キーミニオン:ブラン、各種バフミニオン、原子フィン
サブミニオン:ムキムキフィン、セブリ
弱点    :ミニオンの引きにより安定しない

古来よりあるいつものマーロック構成
構成例


スワンプ班長ビッグスタッツ
(難易度:1 強さ:3 安定性:4)

基本的にはフラァグル、アランナ、次点でサイラス、ネズミの王以外には困難な構成。
グレード1のスワンプストライカーをピックした際に考慮に入れると良い。

グレード2で進行しつつスワンプストライカー、ソルトスケイルの班長を集めマーロックを取り続けることによってバフを行う構成。
ver2.6に追加されたタッドが当構成に非常に相性がよく、
このミニオンを優先的にピックすることで加速度的に成長する。

それなりに強いもののマーロックという性質上、毒構成がいる可能性が高く
中盤に安定して勝てる程度強くなったらグレードを上げた方が
順位が伸びることが多い。

キーミニオン:スワンプストライカー、ソルトスケイルの班長
サブミニオン:タッド
弱点    :特定のヒーロー以外が行うのは困難

成長速度、曲線はまるでパーティ溶岩構成


種族:悪魔

悪魔構成に関しては、後述の構成に全てシナジーがあるため
組み合わせながら構築して行きたい。

織屋ビッグスタッツ
(難易度:1 強さ:2 安定性:3)

グレード1の憤怒の織屋を早々にピックし、
悪魔を引き続け育てていく構成。

必須パーツが織屋だけであり、適当な悪魔を場に出すだけで
序盤としては破格の+2/+2の修正値を得られることも有り
戦闘に早々負けなくなるのが心強い。

デメリットとして1枚悪魔を出すだけで織屋1枚につき1ダメージ受けるため、2枚場にある場合は極力トリプルを目指すか、自分へのダメージを無効にするグレード3のカスラナティールを購入したい。

現環境では最後まで織屋を利用するというより
バディの早期取得を目指すために序盤織屋を購入し、
バディやグレードを上げた後に織屋を捨てるという使い方が多い。
連れて行く場合は、中盤は終魔痛をピックすることで悪魔の供給を安定させて後述のウルズール構成などに繋げていきたい。

自傷ダメージによる自殺が稀に発生するため、
ライフ管理とアマルガドンには特に注意したい。

キーミニオン:織屋、カスラナティール
サブミニオン:終魔痛
弱点    :自傷ダメージが入る、後半はバフ量が物足りない

借金(自傷)を踏み倒して悪魔的に強くなれ


ウルズール(+終魔通)ビッグスタッツ
(難易度:3 強さ:3 安定性:3)

悪魔を出すことで酒場のミニオンを吸収、バフする
ウルズールを利用した構成。
悪魔の供給手段の有無によって、強さがガラッと変わるが
単体バフとしては破格の性能を誇る。

ノズドルムやカートラスなど
酒場を強化できるヒーローと非常に相性がよく、
1ターンで数十スタッツが伸びることもしばしば。

後述のフェルバット構成にも言えることだが、
ライトスポーンやノミでエレメンタルを育てておくと
若干バフの期待値が上がる。

挑発がついている特性上、毒ミニオンに抜かれやすいため
十分に育ったら(他の構成によるが、100/100を目安に)魂喰らい魔を利用し挑発を外すことも考慮していきたい。

欲しいミニオンがいる場合は先にピックしなければ、
ウルズールに食べられてしまう可能性があるので注意が必要。

キーミニオン:ウルズール、終魔痛
サブミニオン:魂喰らい魔
弱点    :ウルズールのみが大きくなる、バフ量が安定しない

実装当時は大暴れした奴ら


フェルバットビッグスタッツ
(難易度:4 強さ:2 安定性:5)

ウルズールのような効果をターン終了時に
味方の悪魔全員に発動するフェルバットを利用した構成。

高グレードではミニオンのスタッツが高くなるため、
上手く食べられればそれなりのバフ量になるものの
フェルバット単体では後半の成長速度に流石に付いて行けず
微妙な形になることもチラホラ。

また盤面が悪魔で統一されていた場合には、
売り場のミニオンが足りず一人欠食児童が出てしまう点にも注意したい。
2体以上フェルバットがいる場合は3体以上は必ず吸収出来ないミニオンが発生するため、フェルバット+1体(取憑鬼スター、アマルガドンが有効)に絞ると効果的に育成できる。

こちらもノズドルムやカートラスなど
酒場を強化できるヒーローと非常に相性がよく、
特にノズドルムに至っては1ターン+20/+20が確約されていることも有り
このミニオンが取れれば上位入賞は硬い。

ライトスポーンやノミでエレメンタルを育てておくと
若干バフの期待値が上がるのもウルズール構成と同じだが、
酒場の吸収量が多いため、フェルバットの場合は特に有効。

特性上、酒場フリーズは実質できないようなものなので
欲しいミニオンは早目に準備したい。

キーミニオン:フェルバット
弱点    :バフ量が終盤では控えめ、フリーズが出来ない

パーツは少ないが、一部のヒーロー以外バフ量も控えめ


種族:キルボア

チャールガアッガマガーンビッグスタッツ
(難易度:4 強さ:1 安定性:5)

ターン終了時に盤面全体に血の宝石を使うチャールガ、そして血の宝石のバフ量を増やすアッガマガーンを利用した構成。

この2体以外は縛りがないが、基本的にはキルボアを集め
ダイナミックデュオを使うことで最大限にスタッツを大きくできる。

キーミニオンのグレードが高い割に
チャールガ、アッガマガーン共に単体ではバフ量が非常に心もとなく、お世辞にも強い構成とは言いづらい。
そのため現状これらのミニオンを集めるプレイヤーが少ないため
揃ってしまったらやってもいい、ぐらいに心に留めておこう。

あえて言うのであれば、
無頼漢、デュオを集めた場合のスタッツの伸びは中々凄まじく
中途半端な育成途中の構成であれば殺し切ることもできる程度の能力を兼ね備えている。
また、ラグナロスのバディがいればチャールガの効果も倍発動するため
そこまでたどり着ければ十分に選択肢に入る構成となる。

キーミニオン:チャールガ、アッガマガーン
サブミニオン:ダイナミックデュオ
弱点    :バフ量がかなり控えめ、構成ミニオンのグレードが高い

人気がないため全員金を狙いたい


種族:エレメンタル

ビッグスタッツといえばこの種族

パーティ溶岩ビッグスタッツ
(難易度:1 強さ:2 安定性:4)

ほぼアランナ専用構成となっている。
パーティエレメンタルと溶岩を揃え、エレメンタルを引き続けることで
徐々に盤面を強くしていく構成。

序盤はパーティエレメンタル、溶岩のみピック
ある程度集まったらエレメンタル全般をピックし続ける
という構築条件も前提条件も緩いため、難易度は非常に低い。

ただ、この構成は
「最後まで勝ちきる」というものではなく
「他が死ぬまでは負けない」というコンセプトであることを留意したい。
本当の上振れに当たるまではライフを守り、
3、4位を取りに行ければOKといったもの。

他のビッグスタッツ以上に毒構成に弱く、
溶岩が早々に倒されるとあっさり負けるため
早めに献身の英雄などを揃えておきたい。

キーミニオン:パーティエレメンタル、溶岩
サブミニオン:ウレメンタル
弱点    :一部のヒーローにしか適性がない

生き残り全力構成


エグゼクタスビッグスタッツ
(難易度:2 強さ:2 安定性:3)

厳密にはエレメンタル構成とは言えないが、
エレメンタルを手札から出した回数に応じてバフする
エグゼクタスを利用した構成。

エグゼクタス単体では現環境ではお世辞にも強いとは言い難いが、
同グレ4のリサイクルレイス、グレ5の多重現実を構成に加えることで
爆発的にスタッツを成長させることができる。

基本的にはバリバリサイクロンや山火事、
エレメンタル以外では聖盾ミニオンやヒドラをバフするのが基本だが
バフしたいミニオンが特に見当たらない場合は、
リサイクルレイスやエグゼクタスを戦闘に置くことで
システムミニオン自体をバフし長く運用することができる。

一部のミニオンのみが大きくなるため、
この構成も毒に非常に弱い側面がある。

余談だが
左端をバフする性質上、一部断末魔ミニオンとは非常に相性が悪いが
1ターン犠牲にすることにより、バロンをバフしてザップ対策することができなくもない。

キーミニオン:エグゼクタス
サブミニオン:リサイクルレイス、多重現実の支配者
弱点    :一部のミニオンしかバフされない


ライトスポーンビッグスタッツ
(難易度:2 強さ:3 安定性:3)

仇討ち2で酒場のエレメンタルをバフする
ライトスポーンを利用したビッグスタッツ構成。

後述のノミ構成のように酒場のミニオンが直接大きくなるため、
ミニオンを入れ替えることにより一気に強化することができる。

仇討ちの性質上、自分の盤面を一部弱くする必要がある他
ライトスポーンを早期に抜かれたため、バフすることができなかった
ということもしばしば発生するので
欲を言えば侍祭やヴォイドロードなどの仇討ちが稼げる挑発、
最低限何かしらの挑発ミニオンを盤面に置くことで
ライトスポーンを守っていきたい。

現環境では単体での運用ではかなり厳しいので、
極力複数のライトスポーンを狙っていきたい。
またある程度育った後に盤面の総入れ替えや、ノミ構成への移行も視野に入れたい。

キーミニオン:ライトスポーン
サブミニオン:挑発、断末魔ミニオン
弱点    :盤面を強化するとバフし難い相反性

一時期はコイツが取れたら勝ちと言われたほど暴れたミニオン


ノミビッグスタッツ
(難易度:4 強さ:5 安定性:2)

エレメンタルを出すことによって、酒場のエレメンタルをバフする
ノミを利用した構成。

ライトスポーン構成と同じく、酒場のミニオンが強化されるため
盤面と入れ替えることで一気に強化される。
特にノミ構成の場合、
強化したミニオンと入れ替えつつ更にバフを狙えるため
ノミがトリプルになり、一定以上の大きさになれば
そんじょそこらの構成では全く太刀打ちできなくなる。

ただし、エレメンタルが引けない事故や
ノミを取った時点では自分の盤面に何ら寄与しないので
安定性としては高くなく、
ライトスポーンで事前に強化していた場合を除き、終盤でノミ構成に移行するのはかなり厳しい。
目安としては9ターンを超えると間に合わないと思ったほうが良い。

ミニオンをトリプルにすることで爆発的にスタッツが伸びるため、
終盤はあえて盤面に出さずにトリプルを狙ったり
ノミをどこの時点で切ればいいかなどの判断も必要になるため
慣れるまでは中々難易度が高いのも特徴。

リサイクルレイスやウレメンタル、逆巻風などで十分バフができ
バリバリサイクロンや山火事などの質の良いミニオンが取れれば
他のヒーローを蹂躙できる
カレクゴス構成と並んで1位を狙いやすい構成と言える。

キーミニオン:ノミ
サブミニオン:リサイクルレイス
弱点    :盤面を強化するとバフし難い相反性

夢をどこまで追うのか、自制心が必要


チビラグビッグスタッツ
(難易度:4 強さ:2 安定性:2)

手札から出したエレメンタルのグレード分、
盤面のランダムなミニオンにバフをするという変わり種のチビラグを利用した構成。

逆巻風やグレ6エレメンタルなどを出した場合のバフ量は中々多いが、
・バフ先がランダム
・(捨てるつもりの)手札から出したエレメンタルもバフ対象になる
といったデメリットがついて回るため、
グレード6のミニオンということを差し引くとそれほど強くない。

シェンバーラでもない限り
他のエレメンタル構成を行いつつ、一時的に入れる
といった運用の方が多い構成でもある。

メリットを挙げるなら
本来バフが難しいシステムミニオン(ノミやブラン)をバフできるため、
他のヒーローに対して十分に勝つ見込みがあるのであれば
チビラグを盤面に入れることで盤面の弱点を補うことができる。

キーミニオン:チビラグ
サブミニオン:リサイクルレイス
弱点    :バフ対象が選べない、手札から出したミニオンがバフされる

構成要素のグレードが高い割に、強いとは言い難い


種族:海賊

ホガァビッグスタッツ
(難易度:4 強さ:4 安定性:3)

海賊を購入した際に1ゴールドを得るというホガァ船長を主軸として、
老練略奪屋と義足の義賊を主軸に海賊を買い続けることによって
盤面にバフをする構成。

ホガァ1枚ではそれほど爆発力はないが、
ホガァ2枚で20g程度
ホガァ金+1枚以上で運が良ければ雇用時間いっぱい
まで売り買いできるため、加速度的にスタッツが成長する。
海賊バフの剛腕暴動者の能力もホガァの能力とマッチしており
上手く絡めば1ターンで計200以上のスタッツが伸びることもある。

現在は仇討ちにより海賊をゴールデンにするトニーがいることもあり、
以前よりも環境を整えやすくなっている。

操作・演出速度が求められるため、スマホ操作よりもPC操作の方が
ホガァ構成に向いているといえる。
大会などでは禁止されていることが多いが、
クライアントの接続を切る、もしくはクライアントを終了させることで強制的に戦闘フェーズをスキップするタスキルと呼ばれるテクを使う人も多い。

操作料が多いものの、自分の操作でミニオンが如実に育つため
一部ではバトグラで一番楽しい構成という声もある。

ただいくら育てたところで、毒ミニオンがいれば一撃で倒されてしまうため
コインの余裕があるようなら献身の英雄、グールなどを準備しておきたい。

キーミニオン:ホガァ
サブミニオン:老練、義足
弱点    :操作量が非常に多い

俺たちゃ海賊!


金ピカビッグスタッツ
(難易度:3 強さ:2 安定性:3)

ゴールデンミニオン1体につき、+2/+2バフされる
金ピカつかみ取リャーを利用した構成。

金ピカを兎に角盤面に集めトニーを使ってゴールデン金ピカを量産することにより、1体で+4/+4、2体で+8/+8…というようにバフ増えるため
盤面全体では指数関数的にスタッツが伸びていく。

一度ゴールデンにしてしまえば、放置するだけで勝手に成長するため
他の金ピカや献身などの補助ミニオンを探すことができるため
引いてしまえば非常に柔軟に動けるのが特徴。

ただし金ピカを引けるかは運の要素しかないため
あくまで集まったからやってみるか、ぐらいの気持ちの方がよい。

キーミニオン:金ピカ
サブミニオン:トニー
弱点    :ミニオンの引きが盤面の強さに依存する

金ピカつかみ取リャーを掴み取れ!


義足フラットビッグスタッツ
(難易度:3 強さ:1 安定性:3)

手札が増えるごとにバフをする義足の義賊と、コイン消費で血の宝石を取ってくるフラットタスクを利用した構成。

義足を利用する場合、必然的にミニオンを売り買いするため
フラットタスクの石の供給と相性がよく
宵越しなどが絡めば意外とバフ量が伸びることがある。

ただし、それぞれ単体程度であれば1購入で+1.75とお世辞にも多いと言えないことと、フラットタスク自体が強力なミニオンではないため
可能であれば前述のホガァを取りつつ移行していきたい。

一つ注意したいのはホガァ+フラットタスク+義足と揃えた場合
夢のような構成に一見思えるものの、
フラットタスクの石発生エフェクトがホガァ構成を行う際には
致命的な遅延要素になるため、
ホガァが複数揃った場合はフラットタスク側を切った方が強いことが多い。

キーミニオン:義足、フラットタスク
サブミニオン:ホガァ
弱点    :単体レベルの運用ではバフ量が足りない

一見夢のような構成だけど、揃ってしまったら逆に…


種族:メカ

ビッグスタッツとしてはあまり向いている種族とはいえない

ディバシグリースビッグスタッツ
(難易度:2 強さ:1 安定性:3)

聖盾が剥がれた際にバフをするグリースロボを利用することにより、
全体のバフを行っていく構成。

グリースロボのバフ量が少ないためタッツの伸びは非常に緩やかなものの
聖盾ミニオン自体の戦闘力が高いため、中盤までの戦闘力は高い。
また複数回リフレッシュ(聖盾が復活)する錆きの聖者などは
思いの外大きくなることがあるため侮れない。

聖盾の特性上グールに非常に弱いため
相手に1枚あるだけで戦闘力が一気に下がってしまうのが困りもの。
ハジキロボなどを利用する際には
相手がグールを入れてきそうな中盤移行で、先頭にマイクロマミーを置くなどの専用の配置を整えておきたい。

聖盾ミニオンであれば何でも良いため、
ヒーローパワー上ジョージと非常に相性が良い。

キーミニオン:グリースロボ
サブミニオン:錆やハジキなどの聖盾ミニオン
弱点    :バフ量が少ない、グールに弱い

聖盾のポテンシャルを引き出せ


種族:獣

システムミニオン構成が得意な構成だが、
唯一のビッグスタッツ構成が存在する

サウロリスクビッグスタッツ
(難易度:1 強さ:2 安定性:4)

ほぼアランナ、時点でサイラス専用構成となっている。
断末魔ミニオンの盤面に置くことで+1/+2バフされるサウロリスクを利用した構成。

断末魔ミニオンを取り続ける必要があるため、
ミニオンの種族BANには気を使っていきたい。
具体的には悪魔がいると非常に相性がよく
エレメンタル、キルボア、マーロック、ドラゴンは居ない方が良い。
特に悪魔ミニオンはグレ1、グレ2の60%が断末魔持ちのため
居ない場合はあまり狙わないほうが良い。
またマーロックも毒が量産される可能性があるので、
こちらも極力マーロックBANを念頭に置いておきたい。

前述の通り、悪魔と親和性が高く
ついでに織屋もピックすることで、サウロリスクの数が少ない場合や
ナスレズィムばかりが出てくる場合でも
盤面の強化を狙うことができるので、余裕があれば狙っていきたい。
織屋を盤面に置く場合、トリプル報酬でカスラナティールを取れると
デメリットなしで悪魔を取り続けられるためなお良い。

キーミニオン:サウロリスク
サブミニオン:織屋
弱点    :一部のヒーローにしか適性がない

低グレードでも侮るなかれ


種族:混成

複数の種族を入れる構成を混成として定義する
性質上ミスラクスと相性が良い

光牙ビッグスタッツ
(難易度:2 強さ:1 安定性:5)

各種族にターン終了時に+2/+2バフをする光牙の執行者を入れた構成。

種族さえ付いていればどのミニオンでもバフ対象になるが、
種族数が直接バフ量につながるため
各種族をそれぞれ1種類ずつに盤面に組み込みたい。

何のミニオンでも良いと書いたが、
単体性能が高いミニオンを極力揃えておきたい。
具体的には3wayのヒドラや2wayの山火事、聖盾を持つミニオン達が候補に挙げられる。

現環境ではバフ量が控えめで勝ちきれるものではないため
光牙を盤面に添えて、その間に他の混成構成を目指していきたい。

キーミニオン:光牙
弱点    :バフ量が少ない

昔は強ミニオン筆頭だったが…


ブランビッグスタッツ
(難易度:3 強さ:2 安定性:3)

雄叫びを2回発動させるブランを盤面に入れ、
バフミニオンで成長させる構成。

バフ効率の良いミナジェリのジャグ、スモッガーなどを利用し各ミニオンをバフしていくのだが
バフミニオンの引きにも左右されることと、
現環境では種族ミニオンが強いため
グレードを上げてアマルガドン+αを狙っていきたい。

ミナジェリの性質上、
3種族までにまとめた方がバフが無駄にならないため
質の良い3種族+ミスラクスなどの構成が、結果的に強くなる場合が多い。

キルボアがいるのであれば、後述のソーンカース構成に寄せる方が
結果的に勝利に近づきそうだ。

キーミニオン:ブラン
弱点    :バフ量が少ない

こちらも昔は強かった


ソーンカースビッグスタッツ
(難易度:4 強さ:4 安定性:3)

血の宝石を使うことで、各種族に+1/+1バフする
アッゲムソーンカースを使用した構成。

バフには血の宝石(石とも表現される)が必要なので、
どうにかして血の宝石を供給する必要があるが
主な方法としては主に以下の3つがある
 1. 宝石割るボア+ディバシによる供給
 2. ブランによるキルボア雄叫びによる供給
 3. フラットタスクによるコイン消費での供給

1. 宝石割るボア+ディバシによる供給
中盤まで聖盾ミニオンを集めつつ、宝石割るボアを組み込み
トリプルやグレ5に上げてソーンカースを引いてくる形。
この場合、既に盤面には強い聖盾ミニオンが揃っており
割るボアによる供給も安定しているため非常に強いのがメリット。

ただ聖盾ミニオンの種族がバラけている条件があることや、
割るボアが複数、もしくはゴールデンでなければ供給量が若干心許ないことがデメリットとして挙げられる。

 2. ブランによるキルボア雄叫びによる供給
ブランを使うことによりレイザーフェン、茨使い、死霊祭祀といった
雄叫びで血の宝石を発生させるミニオンをピックすることで
バフをしていく形。
構成に制限がないため、どのようなミニオンも編成に組み込める他
盤面にキルボアが1体だけにできるためバフがバラけないのがメリット。

ただ石の供給がミニオンの引きに左右されるためバフ量が安定しないこと。
また必ず入れ替え枠を作る必要があるため、ブラン+他1体があまり戦力にならないミニオンになってしまうのがデメリットとして挙げられる。

 3. フラットタスクによるコイン消費での供給
フラットタスクを入れることで購入やリロール、グレ上げなどのコイン消費で石を発生させていく形。
ウレメンタルや逆巻風のような1体で2回以上売却できるミニオン、宵越し、石を雄叫びで発生させるキルボアなどを購入することで、本来獲得できる量以上の石を供給できる。
どれだけ悪くても最低3.3個の石が保証されているのがメリット。

ただ前述の供給手段に比べ爆発力が乏しく、
フラットタスク単体ではバフ量が足りないことがそこそこあるのがデメリットとして挙げられる。

キーミニオン:ソーンカース
サブミニオン:割るボア、ブラン、フラットタスク
弱点    :石の供給手段が必須

大地主と小作人のような関係



勝ちきりやすい構成は?

現環境で勝ちきりやすい構成Top3は以下の通り

  1. カレクゴスビッグスタッツ

  2. ノミビッグスタッツ

  3. ソーンカースビッグスタッツ

ただこれらの構成を目指しても、中盤が必ずしも強い訳ではないため
中盤にピークになるビッグスタッツやシステム構成に当たり事故死
終盤に毒ミニオンを刺されての敗退といったこともありえる。

そのため常に相手の盤面を予想して対応ミニオンをピックしたり
バフすることだけに終止せず、ライフを守るため単体で強いミニオンをピックするといった動きも必要となる。

またビッグスタッツに関しては、序列が如実に決まってくるため
他のヒーローに間に合わないと判断した場合は
現在の構成に固執せず、別のシステム構成や毒構成にチェンジしていくことも重要になる。

上級者になればなるほど、相手の盤面に併せた構築をするため
シムシティのような育成だけに終止せず
対戦ゲームであることを意識すれば勝率が上がるはずだ。

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