見出し画像

君にしか見えない(410字)#完成された物語

上記に乱入(参加)させていただきました。
ミステリーで謎をできるだけ突っ込もうとしたら、訳がわからないあらすじみたいになってしまいました。
やはり410字はきつい。せめて1000字くらい欲しいな(笑)。
ーーーーー


「奥さんでしょ。不倫?」
男とネクタイを選んでいる写真とその言葉が送られてきた。不倫を誘われ断った女からだ。

その男と偶然、駅で鉢合わせになった。

「君にしか見えないだろ」
俺は妻の従兄弟の学君にスマホの写真を見せた。
「え?奥さん一人しか写ってませんよ。君にしか見えないみたいですね、その写真の男」

俺は、そばの知らない女性に画面を見せて、語りかけた。
「すみません。この二人の関係、どう見えますか?」
「一人しか見えませんが?」

俺の頭がおかしくなったのか?俺は、家へと急いだ。

「誕生日、おめでとう!」

家族が出迎えてくれ、妻がネクタイをプレゼントしてくれた。俺は今日のことを話した。

妻が学君にスピーカーホンで電話する。

「プレゼント選び頼まれたの内緒だったから嘘言っだけどご主人、スマホを鷲掴みにして通行人に見せるから、うまく辻褄合いました」




妻は、喜んでいた。
嫉妬…愛されてる証拠だわ。私が頼んだ友達が不倫を誘っても、拒否したらしいし。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?