今期アニメくん所感!

2020秋アニメ再放送含めたら20本くらい見てるんですけど、その中でも特に気に入ってる作品の今のところの感想です。

ご注文はうさぎですか?BLOOM

きららを長年背負ってきたごちうさの3期。制作会社変更で放送開始前は不安視してましたが杞憂でしたね。(そもそもそこまでアニメーション動かす必要のない作品なのでどんな制作会社が作っても同じなのかもしれん。)

可愛い女の子が可愛いことだけをする、でお馴染みのごちうさですが、3期になって「チノちゃんの高校受験」というごちうさ史上最も可愛くない出来事に直面します。チノちゃんはココアの高校へ、メグとマヤはリゼの高校へ行きたい様子。ずっと仲良しだった3人がもしかしたらバラバラになってしまうかもしれない。EDでもチノのもとからいなくなってしまうメグとマヤが描かれていてしんどい気持ちになります。

でも、いつか離れ離れになってしまうことってごく当たり前のことなんですよね。時が経つにつれて少女は大人になっていく。どんどん変わっていく。どんなに近い距離にいた友達だって、自分の生活に伴って離れていってしまう。今まで1期2期で描かれていた「日常」が続くわけがないんです…けど勝手にごちうさはサザエさん時空だと勘違いしていたんですよね…萌えアニメなので…

チノちゃんの中学生活だけでなく、ココアちゃんのラビットハウスでの生活も遠くない未来に終わってしまうし、その日は刻一刻と近づいている。3期のごちうさは「終わり」をほのめかすようになって、その分1話(羽)1話(羽)のありがたみがめちゃめちゃ増したな〜と。「なんてことない毎日がかけがえないの」の文脈。中高生のときに流行ったタイトルが激深アニメーションだと再確認できてとても嬉しいです。


ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

ラブライブシリーズ3作目。今までのシリーズで使われてきた「廃校を阻止するためにスクールアイドルになってラブライブという大会で戦う」というストーリーラインを撤廃。全体の物語が見えにくくなったかわりに、アイドル一人一人の内面をじっくり描くようになりました。

6話まで放送されてますが、6話とも冒頭で解決すべき問題を提示して、紆余曲折で乗り越えて、ライブやって笑顔になって終わり!っていうお悩み解決アニメです。プリキュアやアイカツのような女児アニメっぽい構成でたいへん僕の好み。

キャラクターもオタクが感情移入しやすそうないい線をついてきますね。内気でなかなか一歩踏み出せない子、思ったことをすぐに口にしちゃう子、自分のせいで組織が上手くいかないと思っている子、コンプレックスがあって思うように振る舞うことが出来ない子。僕はアニメで泣きたいタイプの人間なので、共感できるキャラクターが多ければ多いほど高評価です。オタクウケを考えられたキャラクター造形は流石ラブライブさんだなといった感じです。

今のところ個人での活動の話をメインとしていますが、最終的には9人でグループを結成してグループ名を発表するのかなと思ってます。OPで9人で歌ってるので……


戦翼のシグルドリーヴァ

人類存亡をかけて英霊機に乗って戦うワルキューレたちの物語です。美少女ものです。今期は美少女アニメがたいへん充実してますが、作画で評価するならこの作品が一番でしょう。5話の風呂場のシーンとか、風呂でここまで動かすアニメあるんだ…という謎の感動に襲われました。どのタイミングで一時停止しても表情がちがうので俺のシグルリフォルダが留まることを知りません。

徹底的に女の子を可愛く描いてるシグルリですが、「死」との距離感がかなり近いことも特徴的です。3話での看取るシーンは印象的ですし、前日譚となる小説でもメインキャラっぽい人が死んだり、死を仄めかしたりしてます。今、僕が萌えているこの子も死ぬのかもしれない…そういったドキドキ感も魅力です。。六車・宮古ちゃん死なないでくれ……

そして配信サービスで見れる「おじさんコメンタリー」がこの作品のデカい楽しみです。スタッフの方々がオーディオコメンタリーをやっているのですが、作品理解を深めるための情報から制作時の裏話まで別途にお金を払いたいくらいの情報量があります。声優がわちゃわちゃアフレコのときの話をするのも好きですけど、スタッフのおじさんの話もいいですね〜


以上。土曜アニメタイムまでに書き終わりました


姉御死ぬなよ……




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