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オブシゲー The Outer Worlds

ご無沙汰しております。私生活の忙しさに加えて、ほぼほぼESOしかやってなくて特に書くことなかったんです。

さて、〇〇ゲー何にしようかなって色々考えたんですけどオブシしか思いつかなかったオブシディアン製RPGアウターワールドです。日本語完備。待ちに待ったSteam配信がやっと始まったんだ!全部入りを怒涛の勢いで買っちゃったんだ!どっかのプラットフォーム独占配信とかおま国とか滅びればいいのに!!

アウワはこんなゲーム

70年前、多くの優秀な科学者たちを乗せた宇宙船ホープは、宇宙という新天地を目指して地球を後にしました。しかしながら、ホープが目的の惑星にたどり着くことはなく、コールドスリーパーで眠る多くの人々を乗せたまま、宇宙の片隅で漂流することになってしまいました。宇宙の片隅を漂うホープに接近を試みる一人の男性。どうやらお尋ね者のようです。彼はコールドスリーパーの中から一人の住人を選び出し、自分の船に移動させ、蘇生を行います。その住人こそが、プレイヤーであるあなたです。
科学者フィニアスと名乗る男性は、残りのホープの人々を目覚めさせる手助けをしてほしいと、目を覚ましたばかりのあなたを上陸ポッドに押し込むと、なかば有無を言わさず惑星テラ2へと送り込むのでした。

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キャラメイクはいつもの手癖。褐色白髪眉なし目の色薄いちゃんです。
女キャラでもヒゲを生やせるぞ!

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この宇宙キター!感!!ときめくでしょ!!!

というような感じで始まる一人称RPGです。この世界は評議会と呼ばれる大企業トップで構成された団体によって、非常に管理的に支配されており、まあひと言で言って人々は不幸です。働きづめに働かされたり、そういうのが嫌で別の星に行っても超危険な宇宙生物にころがされたり。そんな状況下で生き抜いている人たちは、決して一筋縄ではいかないクセの強い人ばかり。行動を共にする仲間たちも、それぞれ心に傷を抱えています。ありとあらゆる場面で主人公に突き付けられる選択の結果一つ一つがゲームを作っていくのです。たいへんオブシです。これだよ、これを待ってたんだよ!!!!オブシ!!!最高かな!!!

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序盤の展開が終わると宇宙船ゲットで星系内を飛び回るドン!

アウワ、ここがいい

・コンパニオンがいい。めちゃくちゃいい。
なんかもう全員好き。掃除しか頭にないSAMちゃんも恋する乙女のパールヴァティちゃんも若さゆえのフェリックスくんも人生ずっと反抗期のエリーさんも酒に逃げ込みたいのに逃げきれないニヨカさんも、視野狭窄意識高い系イケおじ(ここ大事)マックスさんもみんな愛おしい。好き。
SAMちゃん以外はコンパニオンクエスト(SAMもあるっちゃあるけど内面に迫るものではない。あってもよかったのにな)があり、彼らとの絆が深まったり自分の元から去られたりします。とてもいい。
ロマンスが用意されていないのもいい。ロマンスルートに入るためにNPCのご機嫌取らなきゃ!みたいなのは全ルートやるとなると鬱陶しいんですよね。マックスさんには用意してくれていてもよかったんだけど、うちのキャプ子はFO2の選ばれ子と同じタイプなので見てない間にきっと食ってる大丈夫だ。
あと、コンパニオンは2人連れだせるんですが、一緒にいるとその辺で会話してくれるんですね。それぞれキャラクターの個性がよく出た受け答えになっていて、その噛み合わなさなんかもいちいち楽しい。戦闘中にコマンドを使うと、カットシーンがある必殺技も使ってくれてカッコいいし頼もしいし。一人旅の方が有利になるパークも結構あるんですけど、戦闘苦手なのもあるし、そのおしゃべりが楽しいしでどうしても一人旅する気にならないの。コンパニオンはいいぞ
(なんかパールヴァティちゃんが某界隈で高い評価みたいな話を見かけたんだけど、それがそんなに特別なことみたいに言う必要あるのかなとか。好きな人ができてどうやったらステディになれるかしら!ってやきもきするのに何も変わりねえじゃん?みたいな。まあそういう評価軸があることは否定せんけども、あんまりそれを真に受けないで好きなようにやってほしいなオブシにはなというお気持ち)

・The オブシ
自由の概念がとてもオブシディアンです。何やってもいいけど全部自分に返ってくるからな覚えとけよ、みたいなのが本当にオブシ節で大好き。重要NPCをころがして進行不能になっても、何気ない選択のせいであとで痛い目に遭っても自分でやったんだから泣き言を言うなみたいなのほんと大好き。はー好き。
とある惑星には危ないから行くなよ!知らんぞ!って警告が出るところがあって、降り立ってわりとすぐの所に凶悪モンスターがたむろしており、ちゃんとやらないとマジですぐ死ぬんですけど行けるんですよね。そういうの好き。大事。モンスターと言えば、モンスターの造形の嫌さも大変オブシ節でして、ケンタウルスほど嫌なのは出てきませんでしたが芋虫っぽいのは普通に泣きそうになります。ヤダー!!!!
それと、暴力以外の解決法が用意されているのもとってもオブシでした。賄賂やら脅しやら説得やら使ってどうにかできるのいいですよねえ。ビルド色々できますよねえ。今回はFO2と違ってお色気戦法が使えなかったのは残念ですが(本音を言うな)、それでもやっぱり戦闘回避して切り抜けるのは楽しかったです。
INTが下がるととんでもなく馬鹿になる主人公も健在ですし、FO2やFONVが好きな人は絶対好きだと思います。本当にオブシです。

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この頭かぶりたかったのー!

・ストーリー
いちいち全部ネタバレしちゃって書けなくなるんで他の感想に比べるととてもあっさりしちゃうんですけど、とにかく各セクションでやっぱり「彼我の自由」ということについていろいろと思索が広がるストーリーでよかったと思います。最後を超ざっくり言っちゃえば、評議会につくか、新しい世界を作るかって選択になって、私は一周目では後者を選びました。苦難は多くても希望はある感じでよかった。まあ言うて取り立てて斬新な展開があるでもないけども、オブシ風に調理されてるのが良かったですね。信者だからね仕方ないね。

アウワ、ここが残念

・ストーリー
ここはちょっと詳しく書くとネタバレしすぎてしまうんですけど、よかったとは言いつつも、もう少しどっちにもいいところがあるとよかったなーという気持ちはあります。正解が設定されてる感じって言うのかな。こっちを選ぶと明らかになんかアカンやん?と思わせるところがあって、そういう地獄を見たい場合はいいんだけど、実はこっちも幸せになるんやで感が一切なかったのがなーって。今のんびり2周目中でもなかなかそっちを選ぶ気にはなれないのがつらいところ。

・TPS視点をくれ!!!!!!!
おぶりみたいにFPS視点は手と武器ぐらいしかモデリングしてないなら仕方ないんですけど、放置してると三人称カメラぐるぐるに切り替わるんで、それならかわいい我が子のおしりを見せてほしかったの。ぼく三人称視点が好きなの。どなたかMODを作ってくださらんかしら。

まとめ

・FO2とFONVが好きな人は買え。全部入り4割引。DLC出るらしいし買え。
・鬱展開DLCも大変よい。本当によかった。鬱だけど全部入り4割引。
・なんかとにかく楽しい。会話も含めてテキストかなり多いから読むの苦手な人には向かないかもしれないけどとにかくやるといいんだ。
・FPS苦手の民にもストーリーモードが用意されていてあんしん。相当苦手な私でもノーマルでクリアできたから大丈夫だと思うけど、さらに優しさ完備であんしん。
・食事と睡眠が必須になる鬼難易度スーパーノヴァもあります。現実離れした生ぬるいゲームが嫌いなあなたにも最適。
・あっ、人体バラバラあります。苦手な人は気をつけてください。

アウターワールド、1年待った甲斐がありました。いいゲームです。Groundedもやらねばなんだけど、ちょっとESOで推しが帰って来てそれどころじゃないけどそのうちGroundedもやる。


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