Preply.comのレッスン料金設定、いくらにすればいいの?

これ、かなり悩ましい問題なので、私の事例を交えて紹介しますね。

タイプ別料金設定

まず結論の料金設定をタイプ別に。あくまでも私の経験上での料金案です。また何らかの日本語教育能力を有していることが前提です。日本人だから日本語教えられるぜ的な方は対象外です。

英語上級者 25 USD前後
英語中級者 15 USD前後
英語ダメ~初級者 10 USD前後
※Preply.comの手数料が差し引かれる前の料金です。

なお、Preply.comでの実績が少ない方はここから2~5 USD差し引いてください。これを見ていろいろ言いたくなることもあるでしょう。あくまでも個人的な見解に基づく料金案です。

私の場合

デビュー当時 8 USD
現在 15 USD
生徒数 13名
問い合わせ数 5件/週
売上 600 ~ 650 USD 前後 ※手数料引き後

料金案の根拠

15 USDを超えるとプロフィール表示順位が急激に下がり、問い合わせ件数も激減します。ただし英語上級者であれば、その限りではないかもしれませんが。
また生徒さんひとり一人ののレッスン長期継続を考慮すると、高すぎない料金設定が安定した収入につながります。

この料金案のデメリット

レッスン時間外の労働を考慮すると安すぎると思います。たとえ25 USDであっても。ほかのベテラン講師さんがどんな教材で、どのくらいの準備時間を費やしているかは分かりませんが。
私の場合、準備時間に2時間前後使うことが珍しくありません。
教案検討に1時間、それに基づいた教材作成に1時間前後。
レッスンを重ねた生徒さんについては「何を教えるべきか」が把握できているので、1時間前後で準備可能です。
しかしレッスン回数の浅い生徒さんについては手探りの部分が大きく、毎回準備に2~3時間前後掛かっています。
もらえるお金は15 USD x 78% = 11.7 USD (約1,600円)。時給換算すると400円~800円ぐらいということです。
 
英語上級者で人気講師にであれば時給1300円ぐらい狙えるんでしょうかね。

まとめ

料金設定に正解はないと思うのですが、以上が相場観に関する私の見解です。まあ私のレッスンの仕方に問題があるのかもしれませんが。

よろしければサポートよろしくお願いします。日本語教師を目指す方への参考になれば幸いです。