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2024年冬アニメの個人的お気に入り&おすすめ作品6選紹介!

春アニメがとっくに始まっていますが、2024年の冬アニメの感想をまとめていきます!

僕が冬アニメで最終回まで視聴した作品は21本。
その中から特にお気に入りで、おすすめの作品を6本紹介します!

各種サブスクで配信中のタイトルばかりなので、一気見する際の参考などになれば幸いです。

※以下ブログに投稿した内容から抜粋し、追記修正したものです
https://hydro-komugiblog.com/2024-winter-anime/


ダンジョン飯

冬アニメで特に楽しんでいる作品の1つ!
原作漫画の魅力を大切にしながら、ストーリーや作画といった要素を丁寧にアニメに落とし込んでいる印象を受けました。

原作漫画の魅力でもあると思いますが、世界観設定がしっかり考えられていているのが面白い。
ダンジョンの生態系などが詳細に設定されていることで、『ダンジョン飯』独自の世界観への解像度が上がるのは大きな魅力。ダンジョン内でモンスターがどういう風に生息しているのか、モンスター同士の食物連鎖など、細かいところまで考えられていて感心しきり。

(ゴーレムに野菜を植えて育てるとか、宝箱の中に金貨に擬態する虫がいるとか。RPGでよく見るモンスターやオブジェクトに、納得できる説明がついていて「なるほどな~!」と思いました)

また、RPG的な世界観のため「死んでも蘇生」できる世界なので、死に対する価値観が現実より軽い点も個性的な設定で惹かれました。冒険者たちが死んだ経験を持っていることが珍しくなく、行動が独特に見えるのも面白い。

パーティのメンバー達それぞれが個性的で、やりとりの様子が楽しい!
表情の変化やコミカルな動きなどが多彩で、制作会社であるトリガーならではの個性が発揮されていると感じました。

頼りになるリーダーだけど、魔物の味に対する執念が強すぎる「ライオス」や、コロコロと変わる表情や動きが楽しいエルフの「マルシル」など、パーティ全員が味わい深いキャラなので関係性が絶妙!

ストーリーの中でいろんな種族が出てくる多様さも、世界観の幅の広さを感じさせて見どころ。エルフやオーク、ドワーフなどの種族の生活や文化が垣間見える点は、世界の広がりを感じさせて多層的な魅力を感じました。

アクションシーンのアニメも見栄えして魅力的!
剣や魔法を使った迫力あるバトルや立体的な動きのシーンなどは素晴らしく、特にドラゴン戦はまさに強敵との戦いという感じでドキドキしました。

2クール目も現在放送中。
ストーリーもこれからが気になる展開なので、さらに期待!

姫様“拷問”の時間です

魔王軍に囚われた姫様が「拷問」という名の飯テロや遊びの誘惑に屈し続けるコメディ。ばかばかしいやりとりの楽しさ、登場人物がみんな優しくてほっこりするところなど、非常に癒された作品!

登場するキャラのやりとりがどれもコミカルで面白い!
「私は屈しない!」⇒即落ち、の定番の流れが分かっていても面白く、姫様を始めとした登場キャラの豊かな表情や動き、声優さんの巧みな演技が合わさって、とても楽しく可愛らしい。

1話を見た時は正直「一発ネタで終わるかも?」という不安は少々ありましたが(飯テロネタが続くかと思った)全くの杞憂でした。

「遊びに誘う」「動物とのふれあい」などバリエーション豊富な拷問やキャラの組み合わせが色々変わったりと、あの手この手で楽しませてくれるので、最後まで飽きさせない工夫があって良かったです。

姫様が魔王軍の面々と和気あいあいとふれあう様子も癒し。
主人公の姫様をはじめ、喋る聖剣「エクス」や拷問官の「トーチャー」など魔王軍の面々に「魔王様」など、みんな面白い性格だし、みんな優しい世界で癒し系アニメ。

冬アニメの中でも好きな作品の1つで、毎週癒されていたので最終回が寂しかった……!OPも元気になれる感じで好き。

シリアスな展開はなく、ゆるく楽しめるコメディでおすすめ。
仕事帰りなど、一日のおわりにまったり見るのにも最適!

僕の心のヤバイやつ 第2期

毎話キュンキュンさせられた傑作ラブコメで、冬アニメトップクラスにおすすめ!1期も良作でしたが、2期はそれ以上にフルスロットルで毎話が傑作といわんばかり。最後まで勢いが落ちることはなく、むしろ回を重ねるごとに盛り上がったくらい!

主人公とヒロインである「市川」と「山田」のやりとりの1つ1つが尊くてキュンとする!青春時代の心の揺れ動きを丁寧に描いていて、お互いがお互いを意識し関係性を深める過程をじっくりと見せてくれるので、とても心を揺れ動かされる。

「好きな気持ちを伝えたいけど、嫌われたくない」という繊細な葛藤に揺れ動く2人の姿がまさに青春で、どちらも愛おしい!

ただ相手のことを好きになるだけじゃなく、「自分で自分自身のことを認められるようになる」といった成長が描かれているのも好きなポイント。

人と人との出会いで価値観に大きく変化が生まれて、他人を好きになることで自分のことも愛せるようになるのが素敵。

主人公の市川がかなり魅力的でした!

思い悩むことの多い思春期の中で、山田との出会いを通じて少しずつ自分を受け入れ、山田に見合うような人間になるためにちょっとでも成長したいと頑張る市川は本当に格好いい!

山田も天然でお気楽な振る舞いが可愛いらしいだけじゃなく、モデルの仕事に対して何より真面目で、また、市川のことを想って色々な表情を見せたりと、多面的な魅力のある人物で愛おしい。

メインの2人がどちらも魅力的だからこそ、物語の続きを見たくなる推進力になっていました。

市川と山田以外の面々も個性的で作品の魅力を彩っており、山田の友人の「小林」や「萌子」など、それぞれがちゃんとキャラが立っていて、学校内の人間関係も面白かったです。

演出の美しさも効果的!
ここぞというシーンの光の描写や挿入される音楽が場面にマッチしていて、シーンの印象が強く刻まれます。好きなシーンは多いですが、特に7話や最終回はあまりにエモーショナルで涙腺が刺激される……!

最終回の終わり方も素晴らしい。2クールでしっかりと話がまとまっていてるのも見事で、思わず拍手したくなるレベル。

原作では続きがありますが、仮にここで終わったとしても一本の作品として見事に完結しているくらい完成度が高い。

本当に最後まで楽しい作品でした!ラブコメ作品が好きな方ならぜひ。
3期があるならぜひ見たい。

魔法少女にあこがれて

今期1番の問題作といっても過言ではない!
最後まで良く放送できたな……!という感動すらあります。

魔法少女を題材にしたコメディ作品
魔法少女のことが大好きな女の子が、ある日、魔法少女に相対する悪の組織の女幹部になるはめになり、さらに内に秘めたS心が解放されて……!?という話。

お色気描写が突き抜けており、謎の光が大活躍するアニメ(BD/DVD版では光がない!)なので、人を選ぶのは間違いない。
でも、その挑戦する姿勢……僕は好き!

「魔法少女に対する悪の女幹部」が主人公という設定も面白く、毎話いろんなパターンで魔法少女たちをあられもない姿にしていくのが昂る!

「こんなプレイまでやってしまうのか……!」とギリギリを攻める姿勢に驚愕と畏怖を毎話感じましたし、アイデアやシチュエーションも豊富でマンネリ感がないのも見事。声優さんの熱演も光っていました。

作画は特別見ごたえがあったわけではないのですが見せ方が上手く、力を入れるところでしっかり力を入れている感じでちょうど良かったです。

とはいえ、お色気要素だけが見どころではなく、登場キャラもみんな個性的で、キャラ同士の掛け合いの楽しさも魅力。

登場人物が多くない分、1人1人のキャラがちゃんとピックアップされていましたし、表情の使い方も絶妙で印象に残りました。
恍惚とした表情だったり、欲望が出ている顔などの顔芸がナイス!

悪役側も魔法少女側もそれぞれ特徴があるキャラばかりで、攻めたり攻められたりが面白かったです。

主人公の「うてな」ちゃんが本当に魔法少女が大好きなオタクなのも絶妙。魔法少女が自身の手によって悶絶する姿に興奮はしても、魔法少女が自ら屈する姿が見たいわけではないというのが、魔法少女に対する想いが突き抜けていて面白かったです。

どんな困難にも立ち向かう魔法少女の姿に、ちゃんと憧れを感じているというのが個性的で独特の魅力のある主人公でした。

このご時世に、これほど攻めた内容で最後まで駆け抜けたことに感謝。面白かったし、凄まじいインパクトで記憶に残るアニメでした。
(家族の前でみるのはおすすめしない)

薬屋のひとりごと

1クール目も面白かったのですが、2クール目も安定の面白さ。
ストーリー、作画、演出、音楽など全体的な完成度が高くて毎話が楽しみな作品でした。
宮廷の煌びやかな雰囲気の見せ方が上手ですよね。

特にストーリーは2クール目に入ってから、これまでの伏線や謎を回収する展開も出てきて、思わずテンションが上がる!

宮内を舞台にした人間関係の模様やちょっとしたミステリー要素など、見どころのある展開がいくつも用意されていて、最後まで飽きさせず面白かったです。

キャラクターが魅力的な作品でもあり2クール目では猫猫と壬氏様の関係性がより描かれているのも良い。二人の関係がどのように進展していくかは見どころの1つでした。

様々な思惑が交差するきな臭い宮内のなかで、大きなピンチを迎えるシーンなどもありドキドキ。「この後どうなってしまうんだ……!」とハラハラする強い引きで終わる回もあって、目を離せませんでした。

そして、まさか羅漢のエピソードでグッとくるとは……!思わぬ感動だったので印象深かったです。

全体通して、宮内の人間模様や軽いミステリー要素がとても面白いアニメでした。広くおすすめしたい1作!

葬送のフリーレン

2クール目もめっちゃ面白く、大傑作でした!
1クール目から通して、最初から最後まで面白いアニメで大満足。

ストーリー・作画・アクション・音楽・声優さんの演技など全体的なクオリティが高い!今期というよりも、近年のアニメの中でも特に面白い作品の1つだったと言っても過言じゃないほど。

2クール目は「一級魔法使い試験編」が始まり、1クール目以上に多くのキャラが次々と登場し、バトルシーンも盛りだくさんで面白かったです。

登場キャラの魅力はとても大きかったですね!1クール目から登場したフリーレンたちはもちろんのこと、ユーベルやデンケン、ゼーリエなど2クール目から登場するキャラも印象に残るものばかり。

時には協力し、時には敵対したりと、各キャラの活躍やキャラ同士の関係性も魅力的。どのキャラも今後が見たいと思わせてくれるほど、個々人の魅力を見せる描写が上手かったですね。

バトルシーンもかなり力が入っていて凄く見ごたえがありました!
空間を活かした立体的な戦闘や一人称視点の戦闘、ド派手な魔法のエフェクトなど毎話半端ないクオリティのバトルを見せてくれるのでたまらない。

次は何が来るんだろうというドキドキ感や「こんなクオリティのバトルを週間アニメで見ていいんですか!?」という驚きもあり、制作陣の熱量を感じました。

そして、旅の中での出会いと別れや、継承を描いたストーリーも良かったです。切なくも暖かい物語で、最終回の締め方も葬送のフリーレンらしく、絶妙な余韻を感じさせてくれる見事なラスト。

国内外でも大人気の作品だったので、おそらく2クール目はあるはず……。
最終回を迎えたのは寂しいですが、湿っぽくなく笑顔でまた会える日を待ちたい、そんな気分にさせてくれる素敵な作品でした。

おわりに

以上が僕が視聴した2024年冬アニメの感想まとめです。

冬アニメは視聴すると面白いという作品が多かったです!
話題作が多かった前期に比べて視聴本数は抑えめになるかと思っていたのですが、気づけば近年で一番多い視聴本数に!思わぬ出会いが多かったのは嬉しいし、内容のバラエティも豊かでした。

『僕の心のヤバイやつ 第2期』『ダンジョン飯』姫様“拷問”の時間です』はどれもジャンルは異なりますが、それぞれの良さがあってどれも面白かったです。特に僕ヤバ2期はラブコメ作品の中でもトップクラスに好きな作品になりましたね!

お色気系作品でいうなら、『魔法少女にあこがれて』は色んな意味で突き抜けていて、最後まで攻め続けた挑戦的な作品でインパクトがありました!
無事、最後まで放送できて良かったです。キャラクター同士の掛け合いも楽しく、キャラクターの魅力も感じられた作品でした。

前クールから継続の作品はどれもかなり面白く、なかでも『葬送のフリーレン』『薬屋のひとりごと』は特に面白かったなあ。

個人的に『葬送のフリーレン』は近年のアニメの中でもかなり好きな作品の1つになりましたね。ぜひとも広くおすすめしたい作品。

上記で紹介した以外のタイトル16作品含めた内容は感想はブログの方に記載しているので、興味がある方はこちらもぜひご覧ください。

すでに始まっている春アニメも面白い作品がちらほらあるので、これからも楽しみ。またタイミングを見て、視聴中のアニメの感想をまとめたいところです。

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