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日本でのクラウドゲームサービスは当面苦戦するだろう

7月21日にauがクラウドゲームサービスの発表をしました、が、さほど真新しい内容ではないです。

というのもNvidiaのGeForce Nowというサービスをauが表にたって提供しているだけです。世界のキャリアを見ていると、先進国の多くでクラウドゲームゲームサービスが始まっています。ユーザーがビデオストリーミング方式でゲームをやるとデータ使用量が一気に伸びます。これを新たな収益の柱にしたいというわけです。クラウドストリーミングの技術を外の会社から導入しているのか、自社開発しているのかはキャリアによってまちまちでしょうが、auはNvidiaの技術を使っています。Nvidiaとのサービスはソフトバンクが先行してサービスを提供しています。というかソフトバンクとの独占契約ではなかったんですね。。。

日本で苦戦するであろう理由はやはり価格でしょう。auのサービスですが、とにかく高いという印象を受けます。月額1800円。。。ユーザー視点で見た場合、クラウドゲーミングのいいところは価格のまあまあ高いコンソールやゲーミングPCを購入せずにテレビやスマホでゲームができることです。仮に通信スピードやデータ購入の問題がなかったとしても、現世代機を購入する場合と比較すると2年もせずにクラウドの方が高くなってしまいます。

最近の購買行動として、例えば服を購入するときにメルカリで売却できる残存価値を引いて実質的な支払額を考える人が多いです。ゲームの場合、ハードは中古市場に売却できますし、ソフトもクラウドの場合、使用許諾を得ているだけですが、ディスクを購入した場合はこちらも売却できます。

外出中にスマホでコンソールゲームができる・・・という点もPSリモートプレイ等もありますし、アピールする点にかけている気がします。

そのうちキャンペーン等が出てくると思いますが、1800円なら無料ソフトをそれなりに用意する必要があると思います。またソフトなしで普及させるなら1200円くらいが適切な価格のような気がします。

いろんなトピックスについて書きながらも、今後、クラウド関連の話はどんどん取り上げていきたいと思います。

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