アビスパ福岡 2020/07/29wed. 愛媛戦 長谷部采配ズバリ的中!
試合前の忙しい空模様とは打って変わったような接戦。
決着はつきませんでしたが終盤FWに大抜擢された三國ケネディが価千金の同点弾を放って、ドロー劇に華を添えてくれました。
これからの課題が目立つ試合ではありましたが、過密スケジュールを乗り切るための采配など、長谷部アビスパのシーズン戦略も見え隠れする中三日の戦いでもありました。
山瀬に会える!という目論見は見事にハズレ…
しかも開門と同時に激しい雨がスタジアムに降り注ぐという、これまた想定外の空模様。
これでさすがに今日のスプリンクラー散水は必要ないだろうと思っていたら、
いやはや恐れ入りました。(^_^;)
そしてウォームアップの前にはすっかり晴れ渡るというじつに忙しいベススタでした。
※ご協力はRieさんでした。
今夜はあの男が大活躍するだろうとは誰も思わなかったことでしょう。
そして愛媛には山瀬がいなくともあの男がいる。ゴウ(西田剛選手)!お元気そうで何より!
さらにアビスパにはようやくベススタに初見参の三國ケネディエブスの姿が!
ターンオーバーとはいえ監督が何か考えを持っての采配でしょう、CBとして出番のチャンスは限りなく少ないだろうとは思われましたが。
今日は湯澤、篠原がスタメンでしたね。日替わり長谷部劇場、果たしてニューヒーローは生まれるのか。
愛媛の円陣は徹底したコロナ対策を施しているようです。
序盤はアビスパ優勢な展開でしたが、石津は徹底的にマークされていましたね。しかし試合は徐々に愛媛ペースへ…
愛媛に空いているハーフスペースをうまく使われて、ボールを自在に回され次第に劣勢になるアビスパ。素人は前線で完全にフリーになる愛媛の選手が気になってしょうがない、これも織り込み済みであればよいのですが。
事なきを得ましたが、前半終了間際には危ない場面もありました。
両チーム連戦でかなりお疲れのようです。
アビスパにとっては相手の決定力の無さに助けられたプレーでした。
今日はもしかしたら…そう思わせるほど愛媛ペースな試合展開。ここから何とか巻き返したいアビスパ。
前半途中でイエローをもらっていたフアンマを早々とあきらめて城後に交代させた長谷部監督に起死回生の打開策はあるのでしょうか。
それでも愛媛の優位性は変わらず、再三サイドから早い攻撃を受けてピンチを迎えます。選手たちに疲労の色が隠せないのも仕方のないことですが、それはお互い様。
飲水タイムに前を呼び寄せて何事か指示を送る監督。
しかし一瞬の隙を突かれて失点…再三狙われていた形でした。
「愛媛の29番イケメンだよ~」なんて無邪気に話していたら…(^_^;)
ここで長谷部監督が切った最後の交代カードは、
なんと三國ケネディエブス!
しかもポジションは最前線のFW。
青森山田高校二年生までやっていたとはいえ、まさかの大抜擢!愛媛もさすがにこれは想定外中の想定外だったはず。
そしてそのどよめきも収まらぬわずかの間に、この男が大仕事をやってくれました。
コーナーキックのセットプレー、キッカーはサロモンソン。
すばやくマークを振り切ったケネディが後方から一気に飛び出しヘディング!
ボールはワンバウンドでゴール右隅の飛び込むという、相手キーパーにとっては非常に難しいコースへ。
そのまま見事に決まって同点ゴール!
一瞬でケネディを見失うわたし。(^_^;)
代わりに湯澤の笑顔どうでしょう!
ここで言うのもなんですが、木戸にも早くゴールを決めてほしいなぁ。
今季初出場、いきなりのFW起用でしっかりとゴールパフォーマンスまで行うとは…
いやはや末恐ろしい逸材です。
静かに、そして熱く盛り上がってきたベススタ!
こうなったら逆転を!サポーターの気持ちの後押しに応えるかのようにアビスパの選手たちが愛媛ゴールへと攻勢をかけます。
もはや交代カードを使い切ったアビスパでしたが、サロモンソンが足をつらせて何度もストレッチ。最後は前線に残って後方を固めます。
結局試合はそのまま1-1のドローで終了。アビスパにとっては勝ち点1を拾った試合と言ってもいいでしょう。
J2には多い3バックへの対応策が急がれます。
底上げという意味ではそれが確認出来てよかったのかも。
雁の巣が閉ざされている現状ではベンチ外の選手たちのプレーしている姿を見ることさえ出来ない。様々な面でもどかしい日々が続きます。
いまは長谷部アビスパが確実な成長を見せてくれていることだけがウレシイ。なのでもっともっとたくさん夢を見せてください。
がんばれ!
アビスパ福岡!
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