アビスパ福岡 2020/10/4sun. 北九州戦 ガチのバトルは歴史を刻む好ゲーム!
結果的にはアビスパの勝利でしたが、内容はほぼ互角だったといってもいいでしょう。これから何度も競い合うであろうライバルとしての歴史のスタート、そう感じるほどに白熱したすばらしい試合でした。
この日はギリギリの到着、この試合からようやくアウェイ席が設けられ、席の間隔も狭まり、そんなこんなでベススタはすでに熱気に包まれていました。
試合の写真にちょいちょい映る弾幕は、いつもと違うアウェイ側にも幕が張られていたからです。写真的には面白いのですが、個人的にフェアでないのはあまり好きではないですが。
そして北九州といえばこの男、川上竜を忘れてはいけません。
アビスパユース出身の川上竜、福島からよもやのJ3降格となった北九州へ、そんな紆余曲折を経てようやくベススタに凱旋です!
北九州の登録外選手たちもスタジアムに来場していたようですね。
アビスパチアには新人さんが加わり、ゴール裏の大旗をイメージしたというフラッグによるチアダンスが公開されました。早くゴール裏の応援スタイルも復活してほしいものです。
そうこうしているうちに、この試合に勝って昇格争いに弾みをつけたい両チームの戦い、キックオフです!
先制点は開始早々の5分、石津のロングパスに素早く反応したフアンマが落ち着いてゴール!
あまにりも呆気ない展開にスタジアムも一瞬でしたが、戸惑いを隠すことができませんでした。
フアンマがノッてくれれば、アビスパにとっては頼もしい追い風!
北九州は失点したとはいえ、その勢いを少しも緩めることなく圧倒的なポゼッションでゲームを支配、対するアビスパも全員集中してゴールを割らせない。
一見アビスパがすっかり翻弄されているようにも見えるのですが、まれに見る好ゲームとなってきました!
新守護神の村神、いや村上もすっかりチームの顔になってきましたね。
アビスパ先制の後は両軍譲らず、試合はアビスパ1点リードのままハーフタイムへ。
いくら美しい攻撃であっても、ゴールを割らせなければ負けることはないい。
素敵な笑顔に癒されながら試合は後半へ。
増山朝陽、シーズン当初の雁の巣ではチャラさ満開。これほどまでに気合の入った厳しい表情を見せる選手では決してありませんでした。若いとはいえ、たった数試合でここまで変わるとは…何が彼をここまで変えさせたんでしょうね。
後半も握る北九州、守るアビスパの構図は変わらず。
39番椿選手が負傷交代、個人的にはこの選手が一番怖い存在でした。
試合が動いたのはアビスパのセットプレーから。
サロモンソンのコーナーキックにフリーで反応したのは再びフアンマ!
豪快なヘッドは、そのまま北九州ゴールに一直線!
だれもが踊るゴール裏!
一日も早くこの光景が見たかった!
これでアビスパはかなり楽になりました。一点ではまったくセーフティに感じられない展開だったので。
そして川上竜の登場!
これまでのような5バックには移行せず、バランス重視でしっかりと守りきるアビスパ。
最後のプレーでは守護神のこんなガッツポーズも…
すばらしい9連勝、昇格への流れをぐっと引き寄せる勝ちです。
敵ながら北九州は本当に強くていいチームでした。出来ることならばいっしょに昇格したい。
長谷部アビスパはここからさらに加速度を増すのか、それともまだまだ紆余曲折を経るのか。
その正念場はようやくスタートしたといってもいいでしょう。
久しぶりの手一本に心も踊る9連勝、そしてアビスパ劇場はまだまだ終わらない。
まだまだ!
まだまだ!
がんばれ!
アビスパ福岡!
最近負のオーラが足りないような…(んなこたぁない)
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