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20201224何切る問題解説


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上記の何切る問題についての解説記事です。まず、この問題を出題した意図としては「ウォーターが最多票になりそう」と考えたためです。結論から言うとウォーターはこの手札でプリースト相手にはかなり悪手であり、その理由を簡単に書いていきます。もちろん武器のある相手に対してここでウォーターをプレイするのは正しいでしょう。

2+2とウォーターの比較を中心に見ていきます。この手札でコインを切ると、基本的には5t鉄器、6tオニクスを見ての進行となるでしょう。この場合「ノヴァケア」になると言ってウォーターを選択するのはケアの意味をはき違えています。ここでノヴァケアといってウォーターをプレイ、次のターン2+2という進行になりますが、相手が4tでミニオン、5tノヴァで4tのノヴァはケアできても結局5tのノヴァをケアできておらず、ウォーターまで取られてしまう可能性があり被害が大きくなっています。さらにこちらは5tに鉄器をプレイしたいにも関わらず、相手の5tにノヴァを撃たれるとこちらの5t鉄器の動きが微妙になってしまいます。仮に先に2+2と動き、次にウォーターと動くと相手の4tノヴァは喰らってしまうものの、相手の5tノヴァを防ぐことができるため鉄器もプレイしやすくなります。

こういった場面はとても多く、何かをケアするプレイをした時点で相手のハンドにあることを仮定して考えることになるので、その仮定のまま今後の展開を考えるとケアそのものに矛盾が生じるので、背理法的にケアできないもしくはケアが妥当でないと気づけます。

余談になりますがオニクスにコインを取って置くという選択肢も取ることができ、基本的には6tオニクスポン置きでそれが除去られるのを嫌うようなプレイになっています(コイン温存のメリットは他にもありますが)。今回コインを使った2+2の動きで進めていくと、4tウォーター、5t鉄器、6tオニクスでボードは十分かつ鉄器の挑発があるので、プリーストがこのオニクスを処理するのはまず不可能です(一応7tで挑発裏のオニクスをプリーストが処理する方法はありますが)。そのため、メイジやシャーマン、パラディンなど確定除去のあるヒーローにはそのような考えもよさそうです。また、7tのベンダーは相手の8t前になりブラフとしてもよさそうですね。

簡単にしか書いていませんが、今回の解説記事は以上です。ケアの意味を深く知ることで勝率を大きく上げられるので、理論が身についていないという人は少しずつ勉強していきましょう!ご一読ありがとうございました👋

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