冬空の下並び寝る脇急ぐ人つめたくも街あたたかし

画像1 筆ペンなぐり書きによる戯歌シリーズ。ちょっとしたスケジュールの合間を縫って台湾に行ってきた。以前もこの季節に来たことはあったはずだが今回は東京との気温差が印象的だった。台鉄台北駅の周囲に路上生活の方々がずらっと並んで寝ているのだが、ここではこの季節の東京だと欠かせないであろう段ボールなしで寝ていられるようだ。台北に限らず都会の人は彼らに目もくれず通り過ぎるのだが、この気温のおかげで(寒い夜もあるだろうが)屋外でも寝られる日があるというのは、彼らにとってわずかな救いとなるだろうか。

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