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生まれて初めてライブ参戦したら新しい扉が開いた【ずっと真夜中でいいのに。】

30年以上生きてきて初めて、ライブに参戦してきました。結論を言ってしまうと超楽しい! また行きたい!っていう感じで超良かったです。

ただ、初めての経験というものは、言語化しておかないと思い出す機会がなくなっていくような気がするのでここに置いておきます。なお、公演内容のネタバレは一切ありませんのでご安心ください。

参加したライブ

ずっと真夜中でいいのに。原始五年巡回公演『喫茶・愛のペガサス』の兵庫公演に参加しました。私は兵庫県在住なので、初ライブ参戦が県内になったのはなにかの縁を感じます。

ライブ参戦までの経緯

今までの私は、ライブ参戦経験はないものの、ライブを全く知らないわけでもないという中途半端人間でした。

・ライブへの参戦経験なし
・コンサートスタッフのバイトは8ヶ月程経験あり
・オーケストラの演奏会なら、年3回くらい行く

ずっと真夜中でいいのに。(以下ずとまよ)の曲は、どの曲も私に好みにブッ刺さるので以前から頻繁に聴いていました。ライブの様子も公式Youtubeで拝見しており、「これは現地で生の歌声や演奏を聴いたら絶対楽しい」と確信していました。

そんな折にたまたまライブツアーの告知を見かけて、今がチャンスと思いスマホを操っていくつかの会場に応募し、運良く当選したのが兵庫会場でした。ライブ参戦経験がない者としては、チケットを抽選で手に入れるという経験も新鮮でした。

ライブ当日までにやったこと

こうして私は、生まれて初めてのライブへ行くことになりました。とりあえず、ライブ当日までに曲をおさらいする必要があるだろうと思い、サブスクで配信されている曲を全て聴きました。

次に、わかる範囲でライブでのお作法を確認しました。確認の結果、ずとまよのライブには、専用のしゃもじにリングライトをつけたものを持って参戦することが推奨されており、しゃもじもリングライトも公式アイテムとして売られているとのことでした。詳しいことは良くわかりませんでしたが、推奨アイテムならみんな持ってるだろうし買っておこうと日本人魂を発揮し、ライブ当日の会場受取で購入しました。使用方法やしゃもじへの想いはWebサイトに載っていましたが、ライブに参戦した経験がない私にとっては、正直これだけでは何ができて何が楽しいのかがあんまりイメージできませんでした(注:当日に現地でやったらめちゃくちゃよく解りました)。

他にも、参戦のだいたい5〜6日前から、腸内環境を整えるべく新ビオフェルミンS錠を飲みました。一見ライブと腸内環境は一切関係なさそうに思えますが、当時の私は胃腸の調子が悪く、食べたものが消化不良を起こして胃腸に残ってニオイを発していたようで、嫁から「なんか体臭がクサい、にんにくでも食べたんか?」と死刑宣告みたいなことを言われておりました。

幸いにも私は在宅勤務がメインなので、迷惑をかけるのは身内の嫁だけで済んでいましたが、この調子のままライブに行ったら、クサい体臭によって周辺のお席の方に多大なる迷惑を撒き散らしてしまうことは避けられない状況でした。しかも同時期に𝕏(旧Twitter)で、他のライブで体臭のすごい人がいて大変だった、というポストをお見かけしてしまい、誰かから「これがお前の未来だ」と言われた気がして恐怖に震えました。ですが、新ビオフェルミンS錠を飲んでいるうちに無事に腸内環境は改善され、嫁からクサいと言われることはなくなりました。

ライブ当日:会場までの移動

とうとう迎えたライブ当日、どうしても体臭への懸念が拭えなかった私は、在宅勤務の合間のお昼休みに風呂場でシャンプーをしていました。お昼にシャンプーをしたのは生まれて初めてであり、そこまでする必要があったのかは謎ですが、気分がスッキリしたため午後からのお仕事には集中できました。

ライブ会場はアクリエ姫路という、兵庫県姫路市に2年ほど前に生まれた施設の大ホールでした。仕事を早めに終わって家を出て、だいたい17時くらいにJR姫路駅に到着しました。そして、ライブ前の腹ごしらえのために駅のホームで「えきそば」を食べてから、駅構内にある「御座候」の赤あんを1個買って食べました。姫路駅は降りるのも乗るのもリアルに1000回以上はやってますが、初めて姫路に来た人みたいなムーブだなぁと書いてて思いました。

ライブ当日:会場到着〜開演まで

会場に着くと、例のしゃもじやライブグッズの服を身に纏った人たちが待合せをしていたり、楽しそうに自撮りをしたりしていました。大ホールの開場時間を迎えていたので、会場のスタッフが、ライブグッズ服を着たお客さん達を誘導していました。会場スタッフが着ている服が、私がコンサートスタッフのバイトしていた時に着ていたものと同じだったのでなにかの縁を感じました。もし私に同行者がいたり、ファンの人と交流があったりすればここで楽しい時間を過ごせるのですが、私はぼっち参戦なので、ひとり大人しく会場内を歩きます。

注文していたしゃもじとリングライトを受け取るべく、物販のブースに並びました。私の前に並んでいた方は、ジャケット(上着)をはじめとしたグッズを結構な量受け取っていて、人気の高さを実感しました。私も注文した品を受け取った後、電子チケットを見せて入場しました。普段行ってる演奏会では、コンビニで発券した紙のチケットをもぎってもらうので電子チケット処理は新鮮でした。

入場後は邪魔にならないようその辺の壁際に寄って、外袋からしゃもじを取り出しました。しゃもじは2枚で1組になっていて、拍手するかわりにしゃもじを叩いてぱちぱちと音を出したり、取っ手にある溝にはめて片手で持ったりできるようでした。

しゃもじ実物。ご飯をよそうのは非推奨です


リングライトも外袋から取り出し、ボタンを押して正常に光ることを確認してから、ライトをしゃもじに装着しました。

光るしゃもじ。サイリウムみたいに振ります

これで準備万端ということで、客席へ向かいます。ずとまよライブ服に身を包んだお客さんが、既に大勢着席していました。私はライブ服の類は一切着ていないので、しゃもじだけが頼りです。会場内は結構賑やかだったので、席に着いた時に隣のお客さんと会話べきかどうか一瞬迷いましたが、私は積極的に喋る人ではないため結局ライブ中は会話どころか一言も声を発しないまま終わりました。

ライブ当日:開演

冒頭でも申し上げた通り、超楽しい! また行きたい!が結論です。ここまででも結構な長文になっちゃったので思ったこと簡潔に書いておきます。

・曲に合わせてしゃもじを振る! 楽しい!

・ACAねさん(ボーカル)の口からCD音源出てる! すごすぎる!

・楽器隊のグルーヴ感ハンパない! 身体を動かさずにはいられない!

・客席から立つと、頭の先からつま先まで身体全部使ってグルーヴを感じられる! 楽しい!

私は4つ打ちの曲が大好きです。ずとまよの曲は4つ打ちの曲が多いので大好きでしたが、ライブで聴いた音には、心を揺さぶり身体も動かすようなとんでもないパワーがありました。そのパワーを存分に感じるためには、両足で立って全身でグルーヴを感じて、光るしゃもじを叩いて振り回すことが必要だと腹落ちしました。ここで書いた内容は、ライブ行ってる人にとっては今更な感想だと思いますが、普段私が行く演奏会では、大人しく座って心の中で感動を噛みしめることが多かったので新鮮で刺激的な経験でした。

終わりに

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。もっとライブ行きたいです。