ITパスポートに合格した話

文系の資格マニアが2週間でITパスポートに合格した方法


ITの知識が何もないところからスタート

これまで宅建、賃貸不動産経営管理士、FP2級と資格の勉強をしてきましたが、今回はITパスポートの受験をしてきました。
全く興味のない分野でしたが、会社に言われてやむを得ず取得しました。従って、ITの知識は全くなし。これから活かせる可能性もほとんどないが、とりあえず取得だけしようというノリでした。

1回目不合格、2回目で合格

1週間勉強して不合格、その1週間後に再受験して合格しました。スピードにもよるかもしれませんが、普通の社会人が働きながら取得を目指すには2週間は見ておいたほうがいいかと思います。延べ50時間くらいの勉強をしました。

具体的な勉強法

まずはテキストの通読+過去問を解くことから。テキストは「いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書」を使いました。

15章に分かれているので、1日3章やってそのまま過去問を解くというルーチンを平日5日でやりました。過去問は購入せず、資格マニアにはお馴染みの過去問道場を使いました。「分野を指定して出題」で章ごとの過去問を解くことができます。
最初のほうは忘れてしまっているかもしれないので、できれば2周することをお勧めします。(1週目で受けて、私は落ちました)
意味がわからない箇所もあるかもしれませんが、とりあえずテキストを流し読み+過去問を繰り返せば意味がわからなくても回答ができるようになります。

あとは通勤時間などの移動時間、ちょっとした時間を見つけて音楽替わりにYoutubeで単語解説をひたすら聞きます。これはかなり有効でした。
特にITパスポートはカタカナや英語の略称が多く使われていますが、私はそれを覚えるのが非常に苦手だったので、耳から暗記するという手法は有効でした。2倍速にして、1日2回、合計で20回も聞くと脳が「この単語知ってる!」と即座に反応できるくらいになります。
みみスタというチャンネルがお勧めですが、なんでもよいです。

受験までの流れ

前日までであれば空きがあればネットですぐに予約できます。ただ、都内はほとんど空きがないようで(特に土日は)実は一番の難関が試験の申込だという声もあるようです。
1か月先くらいなら余裕があるようですので、早めにとりあえず日程を決めるということでいいと思います。
ちなみに、数日前までであれば日程の再調整はできるようです。予想より早く勉強が進めば(空いていれば)前倒し。難しそうであれば後倒しも簡単にできます。とにかく申し込んでみることが大事。
私は1週間後にうまく再受験することに成功しましたが、キャンセルした直後に予約するため、1日中PCに張り付いて空きが出た瞬間にうまく枠を確保することができました。

受験当日

20分前までに入室のことと書いていますが、20分何もない空間で待つのも退屈なので直前で大丈夫です。余裕をもって10分前から5分前くらいに着席するのが理想だと思います。それまでは1秒でも多く単語を覚えること。前述のテキストは巻末に重要用語を総復習できるページがついているので、ひたすらそれを読みます。
100問を制限時間2時間で出題されますが、だいたい60分、見直しをしても90分で終わると思います。時間は余裕がある試験です。終わるとその場で採点がされます。採点に10秒くらいかかりますが、ここが一番緊張します。

感想

一番簡単な国家資格などと揶揄されることもあるようですが、舐めてはいけません。3日や1週間で受かろうとせず、余裕をもって受けることをお勧めします。また、テキスト1冊を購入すればあとはYoutubeと無料の過去問道場で合格できると思います。通信教育などにお金をかけず、サクっと2週間で合格するスケジュールを組むことをお勧めします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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