授業で書いた展望

自分自身は、卒業後どんなライフスタイル（生き方、価値観等）を大事にして生きていきたい（暮らしていきたい）と思いますか？ 現時点で思うことでかまいませんので出来るだけ詳しく書いてみて下さい。

　
　どこかで農業に繋がればいいなあと思っているところがある。
企画構想学科に入ったのも「家業をいかに発展させるか」というところがあったと思う。
家の中の人間として自分にできることは何だろうか？ 家という単位でもそうだが、地域単位でも「育てられている」認識があった。
育てる/育てられるサイクルの中で自分もその中に関わり続けたい。他人の容れ物になりたい。
上の世代から受けた恩は、下の世代に還すのだ。
地域に生きる人間として自分にできることは何だろうか？

というわけで、何事においても「？」のついた生活を死ぬまで徹底的に、ゆっくりと時間をかけて投げかける生き方をしたい（スローでスロー）。

私はうつわ。
私で花でも活けてほしい。
私で水を飲んでほしい。
誰かに見つけてもらいたい。
死ぬ間際までがチャンス。

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　逆に、何事からも距離を置いて暮らしたい気持ちも大きい。
誰かとかかわることは楽しいけれども、とても疲れる。
何かをつくり出す感動は何事にも耐えがたいけれど、死ぬような思いをして、時には我が身を削ぐような思いを して生み出されるものもある。
とても苦しい、苦しい、苦しい。
自己を容れ物に見立てて、何も容れられない人生でもいいじゃあないか。何回継ぎ接ぎをしてきたのだろう、もうたくさんだ！

即身仏ではないけれど乾物になるのもいいなあとか、脳を移し替えて機械として暮らしたいなあとか、臓器移植されて誰かしらの体を間借りしながらいろんなものの 一部として生きていきたいなあとか、もう自我を投げ出してリサイクルされたい。 面白そうだから。