シロが切り抜き師になった理由

いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます！

切り抜き師シロです！

早速ですが質問です！
皆さんはなぜ切り抜きを始めたのですか？

「会社員のお給料だけじゃ少ないから空いた時間にできる副業をやりたい」

「ブログ、アフィリエイト、FX、株式投資、色々やって挫折したけど切り抜きならできそう」

「好きなYouTuberの切り抜きならなんかやれそう」

様々な理由で始められた方がいると思います。

僕はちょっと特殊な理由から切り抜きを始めました。

Twitterとか見ててよく思うのですが、「何を言ってるか」以上に「誰が言ってるか」がすごく大事だなって思うんです。

いつも偉そうに再利用されたコンテンツについて語ってる僕が、どんな経緯でここまできたか書いた方が、それを見る皆さまが、より内容に納得できるのかなと思って今回の記事を書きました。

そこで今回は切り抜き師シロが一体どんな人物なのかを皆さまに知ってもらう為に、僕の正体を明かしていきたいと思います。

切り抜きとの出会い

僕の本業は不登校やひきこもりの若者の支援事業です。
様々な問題を抱えている若者たちに心のケアをし、社会で戦っていく術を身につけてもらったりしています。

ある日1人の中学生からこんな事を言われました。

「シロさん、俺YouTubeやってみたい！」

きっと僕じゃなくて親にこれを言ったら鼻で笑われて流されていたでしょう。

しかし彼は親ではなく僕にその事を打ち明けてくれました。

実は僕は切り抜きを始める前に既にYouTubeチャンネルを一つ持っていました。

僕の趣味で、都市伝説を語るイベントを名古屋でよく開催していたのですが、その時のメンバーでチャンネル開設し、当時3万人位の規模になっていたこともあり、ある程度YouTubeの事は知っていたのです。

ただ彼は不登校の中学生。

不登校YouTuberゆた○んの様な能力があるわけではないので、

・顔出し無し
・声出し無し

でやっていきたいと言っているのです。

どうしたもんかと考えていた僕が、YouTubeの中を色々見ていた時に出会ったのが切り抜きという新しいジャンルでした。

ひろゆき切り抜き参戦

「人に勧める前にまずは自分が体験して知る」というのが僕のモットーです。これはたとえ相手が中学生でも一緒。

その為僕は彼のYouTubeをやりたいという願いを叶える為に、まずは自ら攻略する事を決心しました。

そして1日10本というノルマを決めて初めはスマホのみでやってみる事に決めます。

僕が参戦したのは2021年の3月中旬でした。当時のひろゆき切り抜きでは、「ひろぬき」さん、「ひろゆきマインド」さん、などのトップチャンネルでもう固定されていて、新規が入っていく余地がない様に感じるほどだったのですが、なんとかなるやろと思いながら1か月やってみました。

結果大爆死！！！笑

再生回数は多くて二桁。登録者も63人とかでした。

こりゃあかんと思い考え方を変えます。

努力の仕方が違ったんです。

まずは分析に次ぐ分析。そしてYouTubeのアルゴリズムの勉強です。
1日10本アップロードと同時進行でやっていた為、本業の時間以外寝る間を削ってひたすらYouTubeと睨めっこしておりました。

当時の睡眠時間は3時間くらいだったと思います。

そして光明が見えます。

チームでひろゆき切り抜き

ある時、とある切り抜き師さんとたまたま意見交換をする機会があり、その流れでチームでのチャンネル運営をする事になりました。

動画の切り出し、編集、サムネ、アップロードその他、と役割を分け、チームでの戦いをしていきます。

ここでの戦略は、ジャンルを絞って数で攻める戦略でした。

キーワード「ONE PIECE」とかで検索し、その単語で引っかかった動画を全て切り出して、編集をしてアップする。という単純だけど物量で押していく作戦です。

この時は1日50本アップロードをノルマにやっておりました。マジでこの時は死ぬほどキツかったですw

しかしその甲斐あり、1ヶ月半で収益化条件を突破する事ができたのです。

再利用されたコンテンツとの出会い

これで万事上手くいくと思ったら、次の障壁がやってきました。

それが【再利用されたコンテンツ】です！

マジで最初は意味がわかりませんでした。
同じようなチャンネルで収益化されてるのがあるのに、なんで俺のチャンネルはダメなんだと。

死ぬほど調べました。

しかしその理由がわかりません。

理由がわからなかった事もあり、チームメンバーのモチベーションは底辺まで落ち込み、チームはこれを機に解散になりました。

そしてここから僕1人で再利用されたコンテンツとの飽くなき戦いが始まっていきます。

まずガジェット通信に再利用されたコンテンツと言われてしまったのでどうすればいいか教えてくださいと助けを求めてみました。

しかし帰ってきた返事は、「わかりません」という事でした。

絶望感に打ちひしがれました

頼みの綱のガジェ通ですらわからないとは。。。

ショックすぎてしばらくおちょぼ口になりました

しかし僕はめげません。なぜなら中学生の夢を壊したくないからです！！

そこでまず最初に手をつけたのが、サムネイルと概要欄でした。

似たようなサムネだったからいけないのか、と思いサムネを片っ端からバラエティ豊かな感じに変えていきました。また、切り抜き元(ここではガジェット通信)に切り抜きの申請をした上で黙認でやっているという事を概要欄の目立つところに記載して、再利用じゃないよアピールをしました。

なんせ1500本近くアップされているので、その直しをするだけで1ヶ月を要します。

1ヶ月後に申請をして、3日後再び審査に落ちたという結果が届きました。

通知のメールを見た時、変な声が出ました。

そして再びおちょぼ口になりました

もうこの段階で僕はひろゆき切り抜きを諦めます

再起を誓って別の切り抜きを始める

ここでもう僕はひろゆき切り抜きは諦めます。そして武井壮さんの切り抜きを始めました。

実はチームを組むんで切り抜き先を選定している際に、武井壮さんがライブ配信をやっていたのを知っていたので、事務所に問い合わせて切り抜き許可を貰っていたのです。

ひろゆき切り抜きを2ヶ月ほど運営した事もあり、切り抜きのノウハウがある程度溜まり、どういう戦略でいくと伸ばしやすいかがある程度見えていました。

武井壮さんの切り抜きチャンネルでは、ジャンル特化型で攻めていこうと決めてスタートします。

その甲斐あってか、開設1ヶ月で収益化条件をクリアしたのです！！

その方法はまた別の機会に細かく書こうと思います！

再び再利用されたコンテンツとの戦い

そして満を辞して収益化申請を行います。

正直ひろゆき切り抜きによって僕の動画編集スキルは初期に比べたらかなり高くなっていたので、再利用されたコンテンツなんて引っかかるわけないと思っていました。

しかしあえなく撃沈。

僕はおちょぼ口になりながら原因を探ります。

まず最初に浮かんだ疑問は、

・なぜ同じような動画編集力なのに収益化される人とされない人がいるのか

でした。
完璧な編集をしても通らないのに、字幕なしの動画で収益化審査を通ったチャンネルがあるというのが納得いきませんでした。

さらに

・ひろゆき切り抜きの時、1000本以上の動画があるのに収益申請をかけて2日で結果が返ってきたのはどういう事なのか

というところに着目しました。
人がチェックしていたら、間違いなくそんなに早く審査は終わりません。全ての動画に目を通すだけで3日はかかります。

よってこの二つの疑問から僕はある仮説を立てました。

仮説①AIによって機械的に審査されている

仮説②審査では「編集の質が高い」というような主観的な内容ではなく、機械的に審査できるような数値基準が用いられている

仮説③『再利用』というくらいなので『元利用』された動画が存在しており、それと比較して数値を見られて判断される

というモノでした。

仮説①は色々調べた結果そうであろうということは容易に想像できました。

仮説②は人が審査していない以上そうならざるを得ないだろうと判断しました。

そこで僕はこれら2つの仮説に基づき仮説③を検証しようと考えます。

仮説を検証

ここで導き出した仮説を検証するためにチャンネル内の動画を消したり、意図的な編集を加えたりして収益化の再申請をかけていきました。

もうそれはそれは壮絶な戦いが繰り広げられ、僕はおちょぼ口になりながら奮闘しまくりました。

そして繰り返す事5回目でなんとか収益化を達成する事が出来たのです！！！

この時ばかりはおちょぼ口のまま泣きました。

さらにそこで得た知見を元に、1番初めに個人でやっていたひろゆき切り抜きチャンネルを検証で使うことにしました。

運良く、その頃には収益化条件の1000名と4000時間を達成していたので、その仮説を検証しながら申請をかけ、見事収益化審査をクリアしたのです！！！

そんな知見が詰まったのがこちらの記事になります
↓↓↓↓↓↓↓
シロの汗と涙とおちょぼ口が詰まった知見
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収益化してからの戦い

見事収益化を果たした僕は、ドヤ顔でYouTubeを中学生の子に教えようと息巻いて、その子の家に行きました。

シロ「そういえばYouTube収益化できたよ」

中学生「マジ？いくら稼げる？？」

シロ「....」

そうなんです、まだ収益化したばっかりだから収益が入って来てなかったのです！笑

どれくらい稼げるかもわからないので、そこでは適当に100万円って大見栄を切りました。笑

しかし実際にところは、1再生あたりの広告収入が0.2-3円で、毎日1万再生くらいでした。これでは月収10万円くらいです。しかも50％は切り抜き元に収めるのでぶっちゃけその半分です。

ここで僕は誓います。

新卒サラリーマンの月収くらい稼いでからドヤろう！！！と

そこからは日々YouTubeのアルゴリズムを分析する為に色んな人が発信している教材やTwitterを覗きながら、色々と分析をしていきました。

もちろん毎日動画を投稿しながら、少しづつ改善していき、収益化してから2ヶ月で月間100万再生を突破します。

そしてその月に手元に残った広告収益が新卒のサラリーマンを超えたのでした

中学生に切り抜きのレクチャー

そこからは中学生に切り抜きを教えるために授業を組み立て始めました

・YouTubeのチャンネルの作り方
・切り抜きチャンネルの申請の仕方
・動画の編集の仕方
・サムネイルの編集の仕方
・動画のアップロードの仕方
・再生される為に必要な知識

などなど

切り抜き師になる上で必要な知識を手取り足取りやった結果、彼の口から出た一言は、

「しばらくYouTubeはいいや」

でした。

僕は再びおちょぼ口になりました

切り抜き師シロが目指すモノ

しかし今現在その中学生は僕と一緒に切り抜きチャンネルを運営しています。
全てを1人でやるのは面倒だったみたいだけど、得意なとこだけならやってくれるという事で、彼は字幕入れを担当してくれています。僕はその動画1本に対して対価を支払っているので、外注って感じになってます。

僕はこの状況を見て、学校に行けない不登校の子や、家から出れないひきこもりの子が、家の中でPC一つで生きていく為のお金を稼ぐ事ができたら、少しは心が救われるんじゃないかと思いました。

なので僕は中学生でも理解できる、YouTubeの切り抜きスクールを作ろうと考えています！

その為に今は実績作りとデータ集めをやっている所です。

とりあえず、2022年中に僕が関わった100チャンネルの収益化を達成する事を目標に今は発信をしております。

この目標は本気で達成しにいくので、僕のコンサルを受けた人達には意地でも収益化達成してもらいます！

じゃないと100チャンネルは無理です！笑
みんな頑張って！！！笑

他力本願なところもありつつ、必死こいて日々活動し続けておりますので、皆様生暖かく見守ってくれると嬉しいです！！！

以上切り抜き師シロの軌跡でした！！！

ではまたっ

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