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色だけじゃない…!?振袖の”柄”特集

女の子の憧れ『振袖』。
選ぶときや着姿を見かけると、色・柄に目がいくものです。

みなさんは振袖や帯に描かれた”柄”の意味はご存知ですか・・・?

お持ちの振袖やこれから選ばれる方、見た目の雰囲気に加えて”意味合い”の角度から改めて見てみるのも新しい発見ができるかもしれませんね!
柄といっても数えきれないほどの種類が存在しています。
今回はその一部をご紹介いたします!


花や植物

振袖と言えばお花や植物の柄をよく見かけるのではないでしょうか?
種類や加工の仕方で可憐さや品の良さ、様々な雰囲気になります。

◆桜

【村上】エディタ用画像_2 (16)

⇒桜の木には五穀豊穣の神が宿っていると言われ、豊かさの象徴とされています。
振袖の柄だけでなく、地紋に桜の柄が入ったデザインも素敵です!

◆松竹梅

【村上】エディタ用画像_2 (19)

⇒極寒でも三ごりを絶やさない「松」、寒さに負けずまっすぐに伸びる「竹」、冬の寒さの中いち早く花を咲かせる「梅」
の3つは中国で古くから尊ばれており、日本でも古くから祝儀には欠かせない存在です。

◆菊

【村上】エディタ用画像_2 (20)

⇒見た目だけでなく、香りも良い菊は古くから広く愛されています。また、長寿を象徴する花でもあります。
菊は秋の花とされていますが、吉祥文様として季節問わず振袖にも用いることができます。


鳥や蝶

振袖や様々な柄として縁起が良いとされている動物の柄ですが、どのような意味があるでしょうか・・・?

◆鶴

【村上】エディタ用画像_2 (23)

⇒「鶴は千年」と言われる通り、延命長寿の象徴とされています。
鶴が描かれた振袖は、とても品がありお祝いのシーンにはピッタリですね。

◆蝶

⇒蛹から成長して華やかな姿に変わることから女性の象徴として、女性の成長を願う意味が込められています。
正統派な古典柄にもさりげなく舞う蝶の姿は女性らしさが漂いますね。


知っていると着物上級者!?

花や動物は身近なイメージがあるかもしれませんが、ここで紹介する柄は振袖でよく用いられている柄ですが名前や意味なども知っていたら”着物上級者”かもしれません・・・!!

◆御所車(ごしょぐるま)

【村上】エディタ用画像_2 (18)

⇒京都御所の近くで使われた、貴族が乗るための牛車の別称です。
振袖の色を問わず、御所車の柄が入るとより格調高い雰囲気がありますね!

◆鞠(まり)

【村上】エディタ用画像_2 (21)

⇒女の子の遊び道具であったころから、可愛らしさの象徴とされています。
また、「丸々と育つように」「何事も丸くおさまるように」といった子どもの幸せを願う親の願いが込められた柄でもあります。


今回は古典柄の代表的な種類を簡単にご紹介いたしました!
ひとつひとつ柄に意味があると、ますます愛着が沸いたり、振袖選びも楽しくなりますね。
お嬢様の願いや思い・ご家族の願いなど、1枚1枚の振袖から様々なストーリーが見えそうですね。

古典柄と言ってもこの他に数えきれないほどの種類があります。
ぜひアナタの振袖の柄もチェックしてみてはいかがでしょうか・・・?

最後までお読みいただきありがとうございました✿


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