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Boston Duck Tours


看板にはちょこっとだけ偽りあり。。

 2000年にボストンへ移住してすぐにこのダックツアーが街を走っているのを見かけました。うわーって、すぐにでも乗ってみたい。5歳の我が家のお兄ちゃんも目はキラキラです。そして2002年の夏。1歳2ヶ月、しっかりしてきた次男坊と一緒に私たちは初めてダックツアーをすることができました。
 その時に言われたこと。この車は第二次世界大戦の時に活躍した水陸両用戦の平和利用。
おぉ!なるほど、それは素敵。さすがボストンだなあ。。。っと素直に感動しました。

 そしてそれから年月は過ぎてボストン暮らしも板についてきたころ、私はちょっと???な気持ちを持ち始めたのです。そんな、10年を過ぎた車だってオンボロになってくるのに、???第二次世界大戦??? ちょとまって???って。

 そこで調べてみるとこのダックツアーの歴史はそんなに古いわけではなく始まったのは1994年、えっ?お兄ちゃんが生まれた年じゃないか。というところに行き着いたのでした。

???看板に偽りあり??? でも、Don't worry!
Wikipedia にはきちんと書かれています。レプリカだって笑

 えーー!騙された!
って思う方はちょっとお待ちください。
実は、最初は本当に平和利用だったのです。ただ場所がボストンではなかっただけのこと。

でも、どの紹介するウェブサイトをみても第二次世界大戦で実際に活躍した水陸両用車ってかいてありますよね。
レプリカっていれてよ!って思うのは私だけ? みなさんちゃんと最初からレプリカだって分かっているのかも。。。

ガイドさんは。。。

それぞれ個性派ぞろい。。。
先日のガイドさんもドラッグクイーン風のお姉さま


それに、私もこんなお仕事に関わらせていただきました。

 ベーブルースにそっくりのお客様。お顔も似てるけど、きっと体格もそうだったんじゃないのかなあ。。。って思うぐらいすごく大きな方でした。そこで、ベーブルースの格好をしたら人気がでるかも。。と私に衣装を依頼してくださったのです。
こちらはまだベーブルースがレッドソックスにいた時代のクラシックなユニフォーム。レッドソックスの事務所に問い合わせて資料を集めて、ちょっと私も楽しい思い出のある作品です。

ちょっとおまけ。蛇足情報

先日ご案内したお客様にダックツアーをご案内したら、今、日本でもいっぱいあると教えていただきました。確かにそうかも。。。

でもでも、ちょっと手前味噌の情報をお伝えさせてください。
日本なら、運転させてくれるなんて。ちょっとないのではないでしょうか?
でも、そこがアメリカ。チャールズリバーに入って水辺になったら、希望者に運転させてくれるのです。

こちらは先日ご案内したお客様。まるで少年のように嬉々として操縦されています。
こんなことが経験できるのもアメリカならではないでしょうか?
私の子供達も幼い頃何度か経験しました。とても楽しい思い出です。
小学生以上であれば誰でも体験できます。

ボストンガイドはお任せください♪


1992年からのアメリカ暮らし、ボストンはそろそろ四半世紀になりました。 「取材」と称していろいろ経験したり、観光ガイドも楽しんでいます。 https://locotabi.jp/loco/hyacinth 応援していただけたらとても励みに思います。