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8月24日~27日 有隣荘

のんびり瀬戸内を廻っている合間にも、多くのお客様が大原美術館を訪ねてくださっている。
そして、有隣荘では、倉敷ハートランドの夏開催にあわせての午後6時30分~8時までの夜間特別会場。

洋間でワインも飲めて、大原總一郎が愛したSPレコードも聞けて、そして2階から倉敷美観地区の夜景を楽しめる。

その2階の監視役として、4日間、現地に立つ。

立つというのが、ほんとうに正しい言い方で、一刻たりとも座れない。

あたりがすっかり暗くなるのが、午後7時過ぎなのだが、開場間もなくから、2階でずっと外を眺め続ける方がおり、それが次第に増えて行き、7時30分過ぎまでは、窓辺のベストポジションの順番待ち。
つまり、人が途切れることはなし。

まあ、この切り替えを、のんびり待つ気持ちは良く分かります。

私としても、階下から響いてくるSPレコードの音色は、諸々思うことあり。

まず、有隣荘の空間は音響がよい!
それから、もともとこの空間に音楽があったとしたら、こうした音色だったことを改めて思い至らされる。
大原孫三郎や總一郎は、ここでこうした音を聞いていたわけなのよね。と当たり前のことを実感。

あらためて、この場所の力を実感。
そして、多くのお客様に楽しんでいただけて、よかったです。

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