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「すし」と「ぎょうざ」は似ているんじゃないかって話。

「すし」っていうのはずいぶんと幸せのつまった食べ物だと思う。これは本気だ。よく思うのは「海鮮丼とすしは同じように酢飯と刺身を使っているのに、なぜこんなにも口に入れたときに幸せは違うのだろうか」ということだ。

「すしにはちょっとした美学があるよね」と以前友人が話していたことを思い出す。「頭から全部まるごと食べられる。そしてその一貫が終わることをかみしめながら僕らはすしを食べているよね」──ちょっとうさんくさいような言い方ではあるけれど、思い当たるところは大きい。

たとえば、ぎょうざ。ぎょうざもすしを同じように、まるっと一口で食べられるものがほとんどで、「1個目を食べたぞ、それ、2個目へ」というような、すしにも近い満足度がある。

そばも「大盛り禁止」のところがあるみたいに、なにかそのものひとつをかみしめることは、ずいぶんと快いことだ。「まるっと全部」は、幸せの秘訣なのかもね。

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