見出し画像

連なる日本三景・松島を巡る

日本三景の松島をこの間巡った。日本三景というだけあって、この期間でも多くの人が訪れていた。「松島に来たからには」というわけで、僕も船にのってぐるっと見て回ってみることにした。


アナウンスが流れる。「あの島は伊達政宗お気に入りの島で…」「この島は仁王像が葉巻をくわえて座っているみたいでして…」と、どうやら1つひとつの島に名前やいわれがあるみたい。これだけ多くの島をぼーっと見ていると、名前をつけたり、あれは〇〇に似ている、と話したくなるのも分からなくはない。そういえば星にも、同じようなことが言えそうだ。


ただ、松島のよさは1つひとつの島というよりかは、全体を引いてみたときにその美しさが際立つ。松島について描かれた絵を調べると、歌川広重が 描いた『六十余州名所図会 陸奥 松島富山眺望之略図』に代表されるように、昔の人も細々とした島の連なりの全体を、ぼーっと見入っていたのだろう。

(最後まで読んでいただけただけで十分です…!ありがとうございます!)