「ChatGPTって何」「結局どう使ったらいいの?」と聞かれていつも答えていることまとめ
ChatGPTを仕事やプライベートでよく使うようになってから早半年。
あまりにも進化が早く、海外の最新情報や、あらゆるプラグインを駆使した超高度な活用などは正直「追いつけない…」と感じるときもありますが、それでも、基本的な使い方だけでも十分便利なのは確か。
普段使いの言葉で、まるで会話をするように使える……とはいえ、初めて使うときのハードルは、未だ高いもの。事実、認知率はどの年代も50%以上ですが、利用率となると大きく下がるようです。
がゆえに「ChatGPT、結局どう使ったらいいの?」──そう聞かれることも増えました。聞かれるたびに、参考情報を個人のNotionにまとめて共有しているのですが、もしかしたらほかの人の参考にもなるかもとおもい、noteでもまとめてみることにしました。
※このnoteはいつもNotionに箇条書きでまとめているものを、ChatGPTに文章形式に変換してもらい、その後一部加筆修正し作成しています。
ChatGPTとは
ChatGPTは、入力された文章に対して「もっともらしい続きを書いてくれる」AIです。正確な答えを出すわけではなく、人間のような「確率的な続き」を生成します。これは、インターネット上のテキストから学習したデータベースを用いています。
情報の範囲
ChatGPTは、以前は2022年1月までの情報を扱っていて、最新の情報は追加のプラグイン(「Link Reader」など)を用いて参照していたのですが、デフォルトの機能として最新の情報をブラウジングしてくれるようになりました。
プライバシー
ChatGPTに入力した内容はOpenAIのサーバーに保存されるため、機密情報や未公開情報を入力すると、万が一の場合、情報漏えいにつながるリスクが残ります。そのため、「個人情報等、機密性の高い情報は入力しない」ことが重要です。
ChatGPTの効果的な使い方
ChatGPTは多くの場面で活用されていますが、その効果は使い方次第。ここでは、ChatGPTをより効果的に活用するための具体的なテクニックについて解説します。
検索の代わりには使わない
ChatGPTは検索エンジンではありません。情報の探索よりも、特定の問題解決やコミュニケーションの補助に力を発揮します。
対話で精度を上げる
一問一答で正解を出すわけではなく、対話を通じて精度を高めることが可能です。そのため、多くの情報をインプットし、対話をくり返すことで、より高い精度のアウトプットが期待できます。
指示(プロンプト)は具体的に
プロンプト、つまりChatGPTに与える指示が出力の品質を大きく左右します。具体的な指示をすることで、より精度の高い結果が得られます。
📝具体例
広い範囲での指示は避ける(限られた範囲で効果を発揮)
ChatGPTは、限られた範囲で効果を発揮します。たとえば「ChatGPTについての記事を作って」というよりも「ChatGPTについて調査して」「(その調査内容をもとに)企画して」「その企画内容をもとに執筆して」とステップバイステップで進めていくことで、より精度の高いアウトプットになります。
先ほどの「指示(プロンプト)は具体的に」というのは「量×質」の「量」の話で、こちらは「質」の話。
ChatGPTの効果的な使い方(指示方法編)
①文脈と前提情報を与える
ChatGPTに文脈や前提情報を与えることで、より精度の高いアウトプットが期待できます。例えば、「この商品の特徴は○○です」と前提情報を与えてから、「商品企画を教えて」と命令すると、より具体的な企画が得られます。
②役割を与える
「プロフェッショナルなライターとして」「P&Gのマーケターとして」といった具体的な役割を与えることで、その視点での回答が得られます。
(All-in-One Custom Instructionからデフォルト設定することも可能)
③品質を指定する
品質を具体的に指定することで、出力の品質をコントロールできます。例えば、「小学3年生にわかるように解説して」といった指定が可能です。「エモいブログのタイトルを」なども。文字数の指定も可能です。
④質問をくり返す
要は先ほどの「対話で精度を上げる」という話と同じです。ちょっと地味ですが、うまくいかないときこそ「しつこく聞く」ことによりアウトプット精度が改善したり、意図したイメージに近づいたりするケースが多いです。
たとえば「記事のタイトルを書くときに一番大切なことを教えて」と命令し、回答をもらってから、「それらを大事にしてタイトルを考えてください」と再度命令すると、普段のChatGPTより賢い答えが返ってきます。
あとは、たまには無茶振りも意外とよかったりします。ChatGPTに対して無茶な要求や質問をすることで、意外な発想や視点が得られることがあります。
⑤英語を使う
ChatGPTの学習データは主に英語です。そのため、英語での対話はより高い精度を期待できます。
情報の内容にもよりますが、海外や英語ベースの情報とのリンクが多い場合は、単に日本語でやり取りするよりも、
「英語で質問する→英語で回答が返ってくる→その内容を日本語にする」
というステップを踏んだ方が、より精度の高い答えが返ってくるケースが多いです。
ChatGPTの活用シーン
ユースケース①知識・文章の要約
ChatGPTは長いテキストや複雑な情報を短縮して要約する能力があります。これは、ビジネスレポートの整理や学術論文の概要把握に非常に便利です。
ユースケース②ブレインストーミング(ブレスト)
アイデア生成においてもChatGPTは力を発揮します。特に初期段階のブレインストーミングで、多角的な視点からアイデアを出すことができます。
ユースケース③クロスレビュー
専門的な視点でのレビューも可能です。例えば、法務やファイナンスといった異なる専門領域からの視点で、プロジェクトや商品に対する評価を行うことができます。
ユースケース④改善レビュー
ChatGPTは、特定の条件や制約を考慮しながら、改善案を提供することができます。これはマーケティング戦略やコンテンツ企画において非常に有用です。
ユースケース⑤リスクチェック
プロジェクトや商品、あるいは特定の行動に対するリスクを評価することも可能です。これにより、事前に危険を回避する戦略を練ることができます。
ユースケース⑥文章作成
ChatGPTは、与えられた情報を元にプロフェッショナルな文章を生成する能力もあります。これは、ブログ記事の作成やビジネスレポートの整理に役立ちます。
まとめ
以上、「ChatGPTって何」「結局どう使ったらいいの」と聞かれていつも答えていることについてまとめたnoteでした。
何か一つでも参考になったという内容があれば幸いです。
(最後まで読んでいただけただけで十分です…!ありがとうございます!)