見出し画像

#89  音に感動したときは、「のどがふるえる」みたいだ。

昔『ロッキングオン』という雑誌がめちゃくちゃ好きでのめりこむように読んでいたことを思い出す。

切実な歌が、言葉が、音が、思いが、時代が、メロディーが。そういったものが全てバンドには、そのバンドが鳴らす曲にはつまっている。なにより美しいのは、「ジャーン」と鳴らした音やボーカルの叫ぶ声が、一瞬にして聞く人の心をとらえてしまうということだ。

思えばArctic MonkeysのBrianstormを聴いたとき、THE BACK HORNの罠を友人のiPodで聴いたとき、車のスピーカーから流れてきたクラムボンの便箋歌を聴いたとき、「のどがふるえる」ような感覚を覚えた。「ぼおおおおん」と震える。「これが共鳴か」なんて思いながらますます震える。

どうやら音に感動したときは、「のどがふるえる」みたいだ。

最後までお読みいただきありがとうございました!いただいたサポートはしいたけ占いの有料noteマガジンの購読費に使わさせていただきます!