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発達障害を受け容れる その1

今回から、「発達障害の受容」について書いていきます。
これができると、気分的にも一気に楽になって前向きに進めるようになります。

先ほどから「受容」と書いていますが、実際には「『諦める』という感覚」です。

『諦める』とは、仏教的(大谷大学のホームページへのリンク)には、「つまびらかにする」「明らかにする」が本来の意味とあります。
すなわち、「ものごとの道理をわきまえることによって、自分の願望が達成されない理由が明らかになり、納得して断念する」という思考のプロセスをそこに見出せるということです。

この考え方を元に、「現在の自分を認める」「今の自分をOKする」ことが「受容」につながると考えます。
例えば、「多数の人と同じやり方ではできない」「他のやり方でも結果を出せばOK」だと認めるということです。

また、発達検査の結果も第3者的なものなので、苦手な点は参考にしてどう諦めをつけるかを前向きに考えていきましょう。

自助会でよくあるのは「望みを一度諦めると叶う」です。

次回は「諦める」こと以外の受容へのヒントについてです。

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