発達障害と診断されたら その2
ここでは、自分を知るためのワークを紹介します。
それは「イイトコサガシ」です。自分のできていることを探してどんどん書き出していきます。
最初に「自分が誰の力も借りずにできること」を「○レベル」として書き出していきましょう。「できること」のレベルや大小は気にせず、どんどん書き出してください。例えば、「歯を磨ける」「ゴミの分別ができる」とか「スノーボードができる」とかもあるでしょう。
書き出しのヒントとして
・平日の朝起きてから寝るまでを順に振り返る
・休日にしていることを振り返る
・好きなこと
などがあります。
「○レベル」を書き出せたら、1週間くらい放置してから見直しましょう。もっと○を思いつくと思います。そして、見直していると、この中に「少数の人しかしないようなこと」があるはずです。これらを「◎レベル」に格上げします。自分にとっては当たり前だが、他の人は意外とやってないことで『特技』と言えるものです。公的資格類などもここに書いておきましょう。
「イイトコサガシ」はここまでです。
これまで困り感ばかりに気持ちが向いていたでしょうけど、いろんなことが多数の人と同様にできていることに気づきますね。一緒に、自己肯定感もアップ↑↑するといいなぁ。
ここまで来たら、ついでに困りごとも整理しておきましょう。
整理の仕方は、2つのレベルに分けます。
・△レベル:補助や道具があればできる、もしくは代替策があること
※必要な道具や代替策を併記しておくと◎
・×レベル:自分ではどうしようもなく、他人などに依頼すること
このワークで自分への認知が上がると思います。是非試してみてください。
投げ銭スタイルにしてみました。
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