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友人たちのnoteを読む日のこと
有難いことに、インターネット上にちらほらと友人を持っています。
もちろん、〝友人〟というのは広義の意味合いでしかなくて、広く浅く、あるいは狭く深く、お付き合いのある皆さまのことを指しています。古くからのお知り合いの方々と言えば良いのかもしれません。
そういった方々がnoteを更新しているとき、「お、やってるねえ」という気持ちで暖簾をくぐるのが、ここ最近の楽しみです。
友人たちの更新には、わたく
明けまして、それから
※こちらは小説投稿サイト『カクヨム』に投稿している《山茶花の行方》の掌編になります。
赤坂朱音は悴んだ手を擦り合わせたまま、初詣のお参りで賑わう神宮を一瞥した。
正門の鳥居を抜けると、まるでお祭りを思わせるように出店の屋台が軒を連ねていて、寒さで荒んでいた朱音の心はほんの少しだけ熱を帯びた。そのほとんどが食べ歩きを推奨するもので、聖良に見つかったら行儀の悪さを指摘されるだろうなあ、などと杞憂