剣盾 S17 最終2位 詰めザシアン
【概要】
前シーズンと比較してHBサンダーが増加し、最速怪電波サンダーとドサイドンの使用率が低下している傾向があったため、初手珠サンダーが刺さっているのではないかと考え、最初に採用した。
珠サンダーを主軸に使うということは禁伝枠にダイマックスを使わないということなので、禁伝枠はサンダーと相性の良いザシアンに自然と決まった。
サンダーとザシアンを基本として、残りの4体はサンダーザシアンが共に隙を見せやすい受けループやネクロズマに刺さりそうなポケモンを用意した。
【レンタルチーム・勝率】
TN Julia Stella
96勝37敗 勝率72.18%
最終2位 2109
【解説】
ザシアン@くちたけん ふとうのけん いじっぱり
199(252)-220(76)-136(4)-x-152(132)-174(44)
きょじゅうざん じゃれつく でんこうせっか つるぎのまい
対カイオーガとサンダーに一番ストレスの少ない意地HDで採用。基本的には後発で選出する。
技構成は耐久振りが崩れるのを嫌い、ワイルドボルトやインファイトではなく立ち回りの幅を増やせる剣舞を選択した。
HD:臆病カイオーガの雨下しおふき・ダイストリームを最低乱数切り耐え
S:よくいる意地ザシアンより気持ち速め
ポリゴン2@しんかのきせき アナライズ ずぶとい
191(244)-90-156(252)-125-117(12)-80
トライアタック イカサマ まるくなる じこさいせい
選出率は最下位で、選出画面で黒バドレックスや珠サンダーに圧をかけるための見せ駒。
構築上の役割もなかったため、再戦時の初見殺しに特化して竜舞ネクロズマを倒したり、数的有利をとった後にジガルデにTODができる丸くなるを採用した。
サンダー@いのちのたま せいでんき ひかえめ
165-x-106(4)-194(252)-110-152(252)
ライジングボルト ぼうふう げんしのちから でんじは
初手に選出してダイマックスする。HDポリ2引きに対してダイマックスが腐るのを嫌い、控え目且つ威力140を5ターン以上連続で押し付けて乱数事故を起こしやすいライジングボルトで採用した。
HBサンダー対面を一撃で突破するために入れたダイロックは、電気技読みのカバルドンやラグラージ引きで無効化されず、ジェット耐え調整を崩したりネクロズマの回復を妨害したりと大きく活躍した。
初手のカバルドンやラグラージには毎回ダイジェットから入る。ほぼ確実に欠伸から入られるが、Sが上がった後の最速起き電磁波や静電気で裏のザシアンやネクロズマの起点になるのを拒否でき、ステロを撒かせないことでエースバーンの襷を残すことができたので立ち回り的には正解だったと考えている。
エースバーン@きあいのタスキ リベロ いじっぱり
155-184(252)-95-x-96(4)-171(252)
かえんボール とびひざげり ダストシュート ふいうち
後発に置く襷枠。基本的に受けポケモンが少ない・またはいない構築に選出する。
初手サンダーがステロ撒きを拒否し、襷をほぼ確実に活かすことができるため、選出時の信頼感が高かった。
技構成は襷で無難な3種と、レヒレや雨下サンダー・ゼルネアス等を殴れるダストシュートを選択した。
本構築のザシアンがザシアンミラーに弱いため、初手サンダーが相手のザシアンを麻痺させることに失敗した場合はエースバーンの襷を使用して止める。
ランドロス@こだわりハチマキ いかく いじっぱり
193(228)-212(220)-113(20)-x-103(20)-114(20)
じしん そらをとぶ ばかぢから ストーンエッジ
ムゲンダイナやラキヌオーに対して初手で選出する。
ムゲンダイナ居座りとヌオー引きを咎めることができ、エアームドやアーマーガアに引かれた場合はスイクンに引くことで対応できる。
再戦や型読みでサンダーと守る持ちを合わせることで対応されるケースが目立ったため、終盤はサンダー入りへの選出はやや控えた。
HB:メタモンの巨獣斬を威嚇込みで最低乱数切り耐え
HD:臆病眼鏡ムゲンダイナのダイマックス砲耐え
A:地震でB振りムゲンダイナ確定 HBヌオーを残飯守る込みで2発
スイクン@たべのこし プレッシャー ずぶとい
205(236)-x-178(212)-110-143(60)-105
ねっとう ぜったいれいど めいそう みがわり
最終日以前はミラーコート、最終日は絶対零度で採用。主に受け崩しやTOD・ヒヒダルマ拒否で使用する。
みがわりを絡めて低火力をほぼ確実に潰すことができながら、大半の禁伝後出しに不利を取らないという要素が特に強力であったと感じる。
また、今シーズンのサンダーはザシアンと組んでいる場合は珠、それ以外と組んでいる場合はHBボルチェンとほぼ割り切ることができ、ザシアン入りに出さないことを徹底すれば、ボルチェンしかないサンダーとしか当たらないため、みがわり瞑想で大きく負担をかけることができた。
カプレヒレやラプラスと異なり鋼耐性があるため、ダイストリームでの回復拒否を含めて、ネクロズマに対する勝率が非常に高かった。
ミラーコートはチョッキカイオーガを大きく削る技として採用したが、終盤で体感、数を減らしていたのとサンダーエースバーン選出でも問題なく勝てることから、受け崩しをより強固なものにしたりダイアイス媒体として使える絶対零度に変更した。
HB:みがわりが無振りラグラージの地震耐え
H:みがわりが地球投げ耐え
【動画】
最終日とその前日の対戦を最終レートから直近9戦分録画し、公開しています。次のシーズンはルールが変わってしまいますが、何かの参考になれば幸いです。
【感想】
最終日、対戦自体は調子が非常に良かったのですが、夜8時から1位をキープすることを徹底した結果、プレイヤーの体力が朝に完全に尽きてしまい、1位を取れるかもしれないチャンスを不本意ながら捨てることになってしまいました。
対戦数も他のプレイヤーと比べて少ないこともあり、全体的に長時間プレイすることへの自身のスタミナ不足が課題であると感じました。
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