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理系大学院生がプロセスエコノミーを読んでみて

プロセスエコノミー。発売前から知ってたので発売してすぐに購入して読んでみたが、めちゃくちゃ勉強になった。
せっかくなので、一人の理系大学院生の読んでタメになったことをまとめようと思う。

一つ目
●プロセスエコノミーの重要性を理解できる。
 冒頭に出てくる「役に立つ」と「意味がある」の違いが分かりやすく、コンビニに置いたあるもので例えられている。コンビニには、役に立つハサミは一つしか置かないが、タバコは多数置く。役に立つものは競争力が高く、身の回りに一つで十分だという。一方、たばこは役には立たないが、意味があって消費者がたくさんいる。プロセスエコノミーの反語であるアウトプットエコノミーのハサミでビジネスで戦うのはなかなか難しいという。
 これを読んで、役に立つことを目的にしたビジネスはこれから先は難しくなると感じる。もし役に立つで勝つには、とんでもない差異を出す必要が出てくる。それよりも、提供する側の気持ちを提供する。ロークオリティでも意味のある作品を作ることが大事だと思った。

●ナイキはスポーツの素晴らしさを讃えている。
 次に、感銘を受けたのが世界で大人気なブランドである、ナイキの話である。ここで「たしかになぁ」と思ったのは、ナイキは他のブランドよりどこどこが優れていると宣伝はしない。偉大なアスリートやスポーツが素晴らしいと謳っている。あれこそ、アウトプットの出来栄えを売っているのではなく、プロセスである売り側の気持ち、メッセージを商売にしている。
 ナイキほどの大きい会社でさえもそのような売り方をしているんだなと感じた。そう考えると、身の回りにも自分が気づいていないだけで、プロセスを売りにしているビジネスは多いと感じた。

 最後まで、noteを読んで頂きありがとうございました。初めてのnoteの記事更新なので何を書いて良いのか分からず、少し時間がかかってしまいました笑
 今回は主に2つ紹介しましたが、他にもめちゃくちゃ良い内容の部分がありました。特に私はゲーム実況もやっているので、生放送はまさにプロセスエコノミーだなぁって読んでいたら、まさにゲーム実況の内容も記載されていて、「やっぱそうなんだ!」ってなりました笑
 これからもnoteで投稿していきたいと思っているので、ぜひフォロー等してくれたら嬉しいです!



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