Notionを個人で使い始めた

Notionという、「オールインワン ワークスペース」と呼称されるツールをつかいはじめた。まあようはいろんなことができるアプリである。たとえばメモをとったりtodo管理だったりカレンダー機能だったりなんでもできる。

プログラマとして使ってはいたのだけどどうにも機能的に大規模すぎて個人で使うことはないだろうなと思っていたのだけど。最近色んなことをやっていてそれごとにメモをとったりタスク管理をしていてしっちゃかめっちゃかになってきたのでこういうものを使ったほうがいいかと思い。

「けっこう色んなこと」といえばどんなことかといえば、たとえば本業のプログラミングの仕事でも社内で技術ブログとかもやっていこう、という話になっておりネタを書き溜めておく必要がある。社内発表もあるので普段の開発に関係ないことでもメモ的に/プレゼン的に書いておきたいことが多い。

あとライター業の方も地味にやってることが多岐にわたる。たとえば昨日はラジオNIKKEIの番組で『SF超入門』についての話やSFが現代のビジネスマンが読む理由について語ったが、その喋ることのメモだったり。

他にも色んな企画でSFやノンフィクションのリスト作成や分類を頼まれたり簡単な紹介文を頼まれたり取材を頼まれたりと細々とした作業が多く、そういうのを今までは全部txtファイルでやって使い終わったら消す、みたいな形でやっていた。たとえばSFフェアをやるのでSF超入門から5冊選んでくださいとか、終末SFのリストを小説・映画・ゲーム・漫画横断的に選んでくださいとか。もちろん膨大な数になる。これも全部notionでやったほうがいい(やり終わった後もわかりやすい形で履歴として残しておけるし)。

そうした単発仕事とは別にSFマガジンや家電批評での連載があり、特に家電批評はテーマが雑多なので今後の10回とか20回とかのネタをぼんやり考えながらやっている。これまでメールでメモ代わりに編集氏に送ってログ代わりにしていたが当たり前だがこれも一箇所にまとまっていたほうがいい。

それに加えて今執筆中の本のタスク、資料、メモ管理などもあり(本の執筆自体はこれまでScrivnerを使って書いていたしそれを変えるつもりはないが、タスク管理はnotionに移した)使い始めてわかったがこんだけ雑多なことをやっているとメモ・タスク管理ツールとしてだけ使ってもかなり便利だな。

自分が作った料理と味と手間などの評価もリストにはじめたし個人的な日記も書いている。別におすすめするわけではないが、Notionを個人で利用するのはけっこういい感じだなという話だった。

家電批評連載の今後のネタ出しとか

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