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ATARI2600:DIG DUG

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ゲームタイトル:DIG DUG
販売:ATARI
種別:サイドビューアクション
発売年:1983年
カートリッジID:CX-2677
※本記事は基本的に無料で読めます。
 ゲームマニュアルを有料部分で公開してますので、興味ある方はどうぞ。

1.ゲーム概要

本タイトルは1982年にナムコよりアーケード向けにリリースされたディグダグのATARI2600への移植版としてリリースされた。

タイトル

タイトル画面はATARIオリジナルのものだが、アーケード版と同様にコミカルなアニメーションが展開される。タイトルとコピーライトのグラーデションがギラギラしているのもATARIらしい作り。

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プレイ画面は、ATARI2600の性能上かなりグラフィックが簡略化されているものの、アーケード版のイメージを忠実に再現している。4層に分かれた地層の表現もバッチリである。ディグダグも相当簡略化されているが、ディテールの再現はしっかりしている。

膨らませ

ゲーム性もアーケード版を忠実に再現しており、縦横の掘削、敵をエアポンプで破裂させるというアクションに違和感はない。ただ、ドット数が少ないため、掘削の感覚は大味気味といったところ。ただ、プレイに関して大きな問題が起こる程度のものでもない。

岩落とし

また、ATARIの表現の限界から岩が単純なブロックとして描画されているが、攻撃用オブジェクトとしての仕様はアーケード版と同様。当然、失敗すれば自分も潰される。また、ベジタブルも出現するので、それを利用したスコア稼ぎもアーケード版と同様に可能である。

2.総評

★★★★★
ATARI2600のゲームとして考えると、文句のつけようの無い出来であり、よくぞここまで移植したという感想。ナムコタイトルの移植では、パックマンで相当苦い思いをしたのか、1983年頃から移植されているナムコタイトルはその殆どが比較的良質に制作されていると感じる。特に、ディグダグは個人的にATARI2600のゲームの中では1,2を争うほどお気に入りである。他機種の移植タイトルよりも若干難易度も抑えられているので、ディグダグ初心者にもおすすめな一本。
以下プレイ動画

3.おまけ

ここでは、当時のマニュアルを公開しております。

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