リーダーズ講座(初回) 感想文

学んだこと

WHOのファクトを集めることが大事と知りました。
川端さんの定義では、WHO=共通の課題を持つ生活群とのことです。

事実を集める手段としては、「口コミを読む」こと。ユーザーのほとんどが使用感についての話をしていたら、これはカテゴリ内の共通ニーズであるとわかります。
競合他社のサイトでは「高いのに効果を感じない」と書かれているが、自社には書かれていないという事実があれば、そこから生活群のニーズに合う便益を渡せる可能性を見いだせます。

そうしてニーズを集めると、どうなるか。
それは、ただの機能だったものが「便益」として言えるようになるということです。例えば「香水がほしい」生活群に「職場では気を使うためつけづらい(が本当はつけていきたい)」というニーズの層があれば、「ほんのり香る程度のかおり」という単なる機能だったものが「職場でもかおりのおしゃれを楽しめる」という便益として言えます。このように、「WHO」を知ることでようやく「WHAT」つまり、何を伝えるべきだろう?という問いかけに、回答することができるのです。

感想

口コミでの調査というのは数あるうちの一つだと思いますが、顕在化しているニーズを知るには有用なのだと思いますので、私も実践したいと思うとともに、他の調査手段についても学んでいきたいと思いました。

また、上記のお話を逆に言えば、「WHO」を知らないのに「WHAT」について言うことはできないということでもあると思います。つい先入観で便益を言ってしまいそうになりますが、フラットに見極め欲されたものを差し出すことのできるよう、きちんとファクトを集めようと思いました。


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