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好きなファミレスその2 ココス

シリーズにするにはルールが間違っている気がしなくもないけど、まぁいいか。
その2って言うならば違うファミレスよねー。
サイゼリヤとかデニーズとか。
でもねどっちも私の近所には無いの。ガストとバーミヤンはあるけど
そんなに好きでもない。
なによりココスがつぼを突いてくるからしょうがない。


だってね。ずっと気になってたの。プリン。
前に行った時にクーポン券もらったときから
「3月3日から新メニューかー。楽しみー」
とか思ってたの。サイトのプリンのデザインと紹介文に射抜かれたね。
これは食べに行かなくちゃって。
“こだわりの詰まったココスオリジナルのプリンです。ほんのりオレンジの香りがする少し硬めのプリンはカラメルソースとホイップとの相性も抜群です”

見るからに硬そうにしっかり固まったプリン。堂々と鎮座するのは
あの燭台を彷彿とさせる銀色の食器。
クリームはあえてポテンっと塊で乗っける形。
たっぷりの量、そしてココッシュやパフェには同じクリームを絞って飾っているのにあえて絞らないその姿勢。
ココスのメニュー開発担当者のこだわりを感じた。

いや、そのデザイン的には真っ赤に着色したあのサクランボを飾ってこその完成ではないだろうか?と言う意見もおおいに あるかと思う。

だが私はその意見に賛成をしない。
サクランボは確かに真っ赤で目を引くキャッチャーなアイテムであると思う。だけど私はそれを飾らなかった勇気を評価したい。

あまりに完成されたレトロを象徴するアイテムであるがゆえに
特徴的であることも放棄してしまうと思うの。
個性が完成されそれが一般的なテンプレートとなってしまうと
今の時代、ネットで画像として拡散された時に他との区別化ができないと思うんだ。

コストの関係だろうと、私は飾らなかったココスのメニュー開発担当者へ同意の握手を求めたい。

あと個人的にあのサクランボあんまり好きじゃない。
クリームに赤い色が移っちゃうのも好きくない。

だけど前のランチメニューにあった懐かしい喫茶店のナポリタンと言うメニューにはね!(メニュー名が正確じゃないかもしれないけど)
赤いウィンナーに切り込みを入れたタコさんウィンナーが飾ってあった!!
さらに白い皿がパスタメニュー提供の固定食器と思われるのに、鉄板で!
つまり!キャッチャーなレトロアイテムの取捨選択をしている!!
ここから推測するにココスのメニュー開発担当者には昭和レトロを理解しているアンテナ微調整の上手な有能女性社員がいると私は思う。

ここら辺は女性ならではの視点ではないかと思うんだ。
仮に男性だったとしたら、彼はとても女性の心を理解できる人物だと思う。

そんなわけでココスから目を離せない。おのれ。弄びよって。

そんなこんなでお昼を。
同じクーポンについてたドリンクバーで99円でドリンクバーつけて
わくわく待っちゃう。

テーブルの貼り付けられたメニューって卑怯よね。なにがなんでも目に入っちゃう。イチゴのショートケーキに若干揺れる乙女心。
乙女はイチゴに惹かれちゃうのよ。しょうがないの。40歳過ぎてるけど。
今日は暖かかったからアイスコーヒー。
アイスコーヒーはあれね。豆から挽くタイプの機械の方が味も濃いし濁らないからおすすめだわ。なんでコーヒー2つ機械あるのかしら?
混雑用にかしら?とか思ったりしてたわ。

いきなりデザートもどうかと思うので(せっかくの新メニューを楽しむ機会だし)同じく新メニューの『カリブチキンとナッツのスパイスカレー』を頼んでみたのよ♡
私カレー大好きだわ。中年になると甘口は胃がしんどいのでサラサラ系のスパイシーなやつがいいわ。ビーフも重いしポークかチキンよね♡
はい!そんな40歳オーバーの乙女にピッタリのカレーです。

カレーは野菜の溶け込んだサラサラの具が無いソース状。
カリブチキンと砕かれたナッツがトッピング。玉子がほんとにトロッと絶妙の半熟で玉子の扱い上手なお店は美味しいって言うよね。
想像通りの味で、ちょっとコクが薄い感じかなー。
全体的に味が薄い感じなので、サフランライスかターメリックライスか分らんのだけど黄色ライスのパンチをもうちょっと利かせてくれたらなーって
思いました。
チキンも前食べたときはもっとスパイスの味がきいてた気がするんだけど
単品じゃなくてカレーに埋もれてるとお互いに消しあっちゃうのかな。
同じようなカレーを個人店で食べたけど、そっちの方が個々の味が際立ってたなって思いました♡
サラっとしつつスパイシーさは求めたい。

そして本日の目的。
プリンアラモードです。プリン単体ではなくプリンアラモードのわけは
プリンアラモードって最後に食べたのはいつだったかしら?たぶん親とだけどどこで食べたっけ?デパートの屋上とかにあるレストランにあるイメージだけどそんなお店もう何年も行ってないな。今も存在しているのかな?
ってノスタルジックな気持ちが湧いちゃったもんでね。
ちょっと前にそんなデパートの屋上にあるレストランを舞台にした小説を読んで同じくこのnoteに書いたけど、そんなあれがあそこに復活してそれをまた記事に書くなんて。世の中誰かのシナリオで動いてるのかしら。

せっかくならもっとビビッドなカラーを出したかったけどうすぼんやりした画像でごめんね。アラモード。
ミントの葉の刺さり具合に少し笑っちゃった。刺したわ。って感じすぎて。
ミントの葉は刺すんじゃなくてそっと置くのよ。
賑やかで新鮮なフルーツを表わしたい開発部門と客のさばきが一番の現場でのいろいろな食い違いを。楽しむ。
ねえねえ♡ どこから行く?
私はね キウイから。そしてリンゴ。バナナ。イチゴって具合に周りのフルーツ達を片付けて行ってから残されたプリンに挑む。
酸味が強いフルーツから行って徐々に甘いのに行くのがいいかなって。
イチゴは酸味が強いけど乙女だからあとに残しちゃう。やっぱね。
カラメルがちょっとついたフルーツを味わうのもいいの。一番カラメルにあうフルーツは何かしら?私はリンゴかな♡
乙女ってかお釜口調になるけどこれは癖になる。

んで一度アイスコーヒーでリセットしてからのプリン。

結論から言うと「あ。違う」

硬い玉子の弾力のきっちり効いた喫茶店のプリンを想像してましたが
これはねえ。

クリームチーズとかオレンジのリキュールを利かせたおしゃれなレストランのデザート、みたいな感じかな。
でもこれはこれで好き。ただ喫茶店の玉子の存在感しっかりプリンではないのだけど。

素人かと思ったらけっこうな経験を積んだベテランさんだった感じ。
年齢聞いたら私とそう変わらなかったわ。みたいな。
どうりでそつなくこなすし目も気配りも申し分なく動ける人だわ。って。
ゲームキャラで言うならばロリキャラのドリームワールド全開のふわふわガールかと思いきや齢400歳ぐらいのエルフ長老でヒーリング担当でした。みたいな。

大事ですよね。ヒーリング担当。
あと何気にマップに詳しくてつぶやきをきちんと拾って選択していくと無難に進ませてくれる重要なポジション。

まったくゲームなどはしませんがそんな存在しないはずの映像が頭に浮かびました。

とてもおすすめです。
ぜひ良い選択をしてみてはいかがでしょうか。

やはりココスのメニュー開発担当者は一味違う。
そういう裏切りも悪くない、長い人生という旅路には。

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