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ドールを撮りにフラリエへ。

!ガラスの目や球体関節人形の写真があります!
!2023/5 の情報です!

久屋大通フラリエ。名古屋の栄~大須間である矢場町というエリアに位置する都市内庭園です。
ドール好きな方には「ボークスの裏の方」というと伝わりやすいかもしれません。どーんと大きな建物があって、それが「久屋大通庭園フラリエ(旧名・ランの館)」です。水中都市デンドロカカリヤみたいな名前だ。
以前は入園料が結構高くて、ふらっと入るのは気がひけたのですが、今は無料開放されています。また、ランに限らず色々な花が庭園内に植えられており、季節ごとに様々な表情を見せてくれるのも魅力。

今はアジサイがちょうど見頃の筈。そして5月の末にしては晴天に恵まれ「アジサイとドールを一緒に撮るには今日しかない!」と気候におされ、初の野外撮影に挑戦しました。
(天使の里行きを控えていてテンションが上がりきっているとも言えます。)
この記事はそんな小さな記念日の備忘録であります。

1.まずは可能なのか調べよう

フラリエに限りませんが「ドール撮影歓迎」と書かれていない以上は下調べするが吉だと思います。調べると、過去にフラリエでスーパードルフィーを撮影しているブログ記事を見つけたのでまったく前例が無いわけではなさそうです。
ただ、条例の改正で撮影のルールが変わるらしく、この5月にも小さく変更があったようです。撮影料の支払いが発生しなくてもも撮影許可がいるパターンというのがあります。
観光でパシャリ、くらいなら無許可でも問題なさそうですが「撮影が目的」だと迷います。この辺りは撮影のたびに調べるのが確実だと思います。

判断基準は以下の二点
・商用か、個人使用に留まるか
・人数、機材とも大がかりな撮影になりそうか

SNSにアップする予定ですがまったくの素人ですし個人利用でしょう。写真そのものを販売しなくても宣伝用写真であれば撮影料が発生するようです。
「大がかりかどうか」は一人のスマホ撮影とはいえ、60センチ級ですし、ドールは自分で動いてくれません。全く邪魔にならないかというとやはり微妙。今回使いませんが三脚やレフ板使用などになればかなり大がかりな気もします。

「問い合わせるか……変な人と思われるかな……」「書いてあるといえば書いてあるよな……」とよぎりましたが、不安になるくらいなら問い合わせることにしました。
結論としては撮影料なしでOK。ただ撮影時間は2時間程度に限られ、撮影証を携帯して貰いたいとのことで、来園した時に事務所においでくださいとのことでした。太っ腹だ~。

2.ドールの準備
なるべく軽い装備で行こう、と思ったので私は動きやすい服装。
ドールがNHKで取り上げられたりもする時代ですが、人の形をしたものから服を脱がせたり、瞳や手足をガンガン取り外して換装してたら少し怖いでしょ、ということで、ドールも現地での準備は最低限に済むようにしてキャリーで運びました。
服もあんまり露出の多いものや露骨なものはやめておいた方がいいかなと思います。目安になるのは公共のイベントでできるコスプレくらいかな……。

3.いざ!実撮!!

ちょっと、いやかなり奥まった場所の事務所に行って簡単な書類を書き、撮影許可証を借ります。事務所がド田舎の郵便局みたいな雰囲気でした。
ド田舎の郵便局って忙しいだろうになんでいつも寝起きみたいな雰囲気なんでしょうね。

なんとなく目星をつけ、ドールを取り出します。
これを書くのはどうしようかと思いましたが、ちょっと恥ずかしい。
とはいえ平日の昼間なのでお客さんは少なく、海外からと思われる観光の方がちらほらと、日常的にここに来てるんだろうな、という常連の方くらい。
ロケーション・交通の便とも良なのでコスプレ撮影やアイドル・コンカフェのキャストの写真撮影にもよく使われており、撮影風景には慣れているようでじろじろ見られたり何か言われることはありませんでした。単に自己羞恥でしょう。ここを越えたら一ステップ越えられる気もします。

ただ、思ってたより、目的であったアジサイが見当たりません。
多年草なのでアジサイを植えちゃうと他の花が植えられないのでしょうか。これは完全に予想外でしたが、まぁいいや。




排水口とかを映しちゃうのが初心者っぽいな……🔰












辛うじて見つけたアジサイ(多分)

予想外その2というか盲点だったのが、場所によっては蟻がすっごい。
「ここにしよ!」と思ったら蟻がきれいに行列作っていて、そこを強行しようとしても、それは蟻にとってもこちらにとっても悲劇しか生まないので譲ったりとか。
あと光源のコントロールが全然分からないです。小さなライトを持っていけば多少は目に光がはいったのでしょうか。

ぐるっと回ってトータルで1時間くらい。こだわる人は上限の2時間くらいかかるかもしれないですね。

「アジアンガーデン」「小竹林」などアジアを感じさせる場所もあるのでエスニックな装いも似合うかもしれません。次回は中華で行きます。

4.施設としては
都会のオアシスという趣で、開放的で広々。水場もあって癒される空間です。読書やゲームなどを楽しんでいる方もいました。ただ時期によっては蚊などがいるかもしれません。

ぬいぐるみを抱えて撮影?している方もいたので撮影スポットとしては穴場かと思います。

お金を落とす場所としては、カジュアルな切り花や鉢植えのショップ、セルフサービススタイルのカフェ、イタリアンレストランなどがあります。カフェでコーヒーをいただきましたがいい感じの雰囲気でした。ちょっと上等な、でも日常使いもできる感じ。
サンドイッチがおいしそうでした。

皮張りの椅子が大好き


自販機もあります

そして、許可証を返した後……

明らかに撮影スポットだけども

アジサイみっけ!!!


ビビッドカラーも


シックなカラーも。

これには言い分がありまして。「建物内の撮影はご遠慮ください」の文面を見かけていて「温室は建物内に含まれるのか?」とちょっと分からなくて一応避けました。
すごく遠方から来てるとかならまた尋ねたかもしれませんが、また今度来ればいいやと思いまして……。でも明らかに撮影スポットですよねぇ。
多分「建物内」はレストランとか売店のことなのでしょう。


門が目印です。

トータルでは満足!ボークスが近いので、もしかしたら、私が知らないだけで撮影にもよく使われているのかもしれません。運動がてらちょっと足を伸ばして……には程よいおでかけです。こじんまりとまとまっているのも◎。

ボークスにも行きました。

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