美意識が高すぎる

うちの父親は「まだ使える」とか言って一旦捨てたはずのぼろぼろのバスタオルや食器を持って帰ってきちゃうタイプの人間なのですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私は食器が好きでして、中でも和洋中どれでもいける現代作家もの(イイホシユミコさんとか)かマルミツ陶器が好きなんですが、実家の皿は保険屋さんからもらったやつとか銀行からもらったやつとかでイライラしてたんですよね。
言うて別にイライラとまではいかないんですけど、目に入る度に「なんかこれなー……」という気持ちになってしまう……。
で、私がアパートから引き揚げてきた食器もあるので前からある古い食器とかをせーので捨てたんですよね。

父親が拾ってくるんですよね、それを。これで冒頭に戻ります。
ま、まぁ気持ちは分かる。うちの父親ややADHDかASDのケがあるんですが(娘のわたしにもやや遺伝している)使い慣れた生活用品の方がよい、特に手指や体に触れるものは知っているもののほうがよいということも理解はしている、つもりなのですが。

これは恐らく私の美意識が高すぎるのにも問題があると思います。美意識が高いっていうとかっこいいけど、ようするにつまらない拘りなんですよね。私は値段はどうでもいいけど欲しいと思ったものに囲まれていないと嫌。そこに「ノイズ」が入られるとキーっとなってしまう。
自分の部屋に別居している兄弟の荷物がある。キー!両親の趣味のものがある。キー!

部屋面積と私の荷物量からしたら些事なんですけど「ノイズ」にはちがいなく、もうなんならカーテンとかも全部変えたい。よく分かんない花柄で超ストレス。
一度一人暮らしするとみんなそうなるのかな、私だけなんでしょうか。

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