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「気にしすぎ」は誤診だった。

いよいよ、横浜にあるめまい外来を受診する日。


受付をし、住所や名前を書いたのですが、
病院でよくある
“どんな症状がありますか?”
“いつからですか?”
“持病はありますか?”
などを書く問診票のようなものはありませんでした。


診察室に通されると
「まずは耳の検査をしますね」
と言われ聴力検査


次に、ふらつきの検査
(足のマークがついた体重計のような機械の上にのって
1分じっとしている検査)
をしました。


そのあと、先生の診察です。


いつから症状があるの?
うんうん、うんうん、
と先生はちゃんと話を聞いてくれました。


近所のめまい科でMRI検査と血液検査をしたこと、
どこも異常がないので、
精神科を受診したほうがいいといわれたけれど
なんとなく違うのではと思ってこの病院に来た事を話すと


「精神科に行かずここに来たのは正解ですよ」
と先生。


聴力検査では異常はないけれど
ふらつき検査のほうでは
揺れが大きく出ていること。


おそらく
「良性発症性頭位めまい症(浮遊性耳石症)」
ではないか、との診断でした。


そして、12年前から続いていることと
特定の乗り物に乗ると発症し、症状が長く続くので
PPPDと下船病の要素も含んでいるめまいなのではないか
との診断でした。


先生との会話で気づいたのですが、
今回、12年のめまいの中でも
症状がひどくなってしまったのが
ヨガを始めたことが原因なのではないかということ。


とりあえず、今回の診察では
・毎日めまい改善のための体操をすること
・毎日30分ウォーキングをすること
(軽い運動がめまい改善に効果的らしいです)
・ヨガはやめること
・船や飛行機での移動は避けること
・枕を高くすること
・デスクワークの時は2時間に1回は立ってかかとを上げ下げする
などの指導を受けてきました。


これを続けてみて1ヶ月様子を見ましょう。
とのことで、1ヶ月後に予約をして帰ってきました。


「気にしすぎ」じゃなくて良かった。


対処法が分かって良かった。


病院選び、先生選びって
本当に大切なんだなって痛感した出来事でした。


良い先生に出会えてよかったです。

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