ギターゲット編
あーーやっべぇ
コロナなんかまるで無かったかのように余裕でアメリカに入国したはいいもののここからが大変
金も十分にないし何したらいいかもわからないし別に観光したいところもそんなにないしかと言って無論働きたくもないしえーーまじでこっから2ヶ月どうやって生きるの生きれるのか俺とりあえずあいつにもらったマリファな吸ってから考えよううんそうしようぬあああもうなんかどうでもいいーーー阿呆らしーーーて感じだったのよ入国してから4日ほどえ、まだ4日???!長!やっバーー
このまま怠惰に日々は刻々とすぎてゆくのかこれじゃまるで日本にいるのと同じ怠惰な僕じゃないかあーーなんて情けないんだろうまああいっかーーー
て感じだったんだよこれがですね
事態は急変する
朝、目を覚ますとロビーに日本人ぽいやつが。
話しかけるとやはりそうで、神戸からきた大学一回生。
金ねーよなーと二人でぼやきながら、先日、リトルトーキョーという日本人街で、路上で習字をやって日銭を少し稼いだという。
今日も行くとのことなので、俺の達筆も披露してやろうかと、ついて行ったのだった。
歩いてる途中で僕がギターをやっているという話に。
やってみては?
と言われたが、んなこたあーわかってる。
やるよ、いつかは!
でもしんどいのよ抵抗あんのよ結構、路上さ。
先日一人でリトルトーキョーは訪れてたからギターが売っていることも知っていた。。
あの怪しい日本人が運営する怪しいお店、Ginzaにて、、、
まあ、しぶしぶ10000円払っておもちゃみたいなギター買ったのよ
手作り感!!
最初5000円に負けてくれ
と店主に向かって頼んだら
これだから日本人の観光客は、、
甘えにしか見えない、僕はそういうのは好きじゃないね
10000円くらい元取ったるわ!ぐらいで来てみろや情けない。
と言われた僕はぐっさっと刺さったのを悟られないように
まあ、そうっすよね。うん。元取ってきますわ。
とムキになってまんまと乗せられるわけですね。
買いましたよ、チャッチーギター。
でも店主、僕をミュージシャンと少しは認めてくれたのか、ストラップとちょっといいケースをおまけでつけてくれた。
みてろよこのやろうやってやると意気込み、
すでに地面に半紙と墨汁を準備している神戸の彼を横目に、
リトルトーキョーの中心街にに僕は繰り出すのであった。
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