#4 無理しない男
婚活中に出会った人を綴る赤裸々ストーリー。
今回はちょっと気遣い出来なさすぎかな、と感じた話。
◆
地方で仕事をしているが、平日に会議で東京に行くことがある。
前日の仕事終わりで新幹線に乗り込んで22時前に前乗り、なんてこともコロナ前にはよくやっていた。
ちょうどそのタイミングでメッセージのやり取りをしていた、年下の男性。
私が好きな焼き鳥屋さんの近くに彼が住んでいるという話になり「今日東京くるなら、その足で行きましょうよ!」と誘われた。
正直、時間も読めないし、うーんと思ったけど、好きなお店に行けるならと承諾しました。
◆
待ち合わせしてお店に向かうと、満席。
彼、顔色悪くなる。笑
どうやら代案がまったくなかったご様子。
(ふるる)
百歩譲って、予約してないのは良しとしよう。今日の今日だからね。
しかし、代案がないのはいかがなものだろう・・・
ましてや、ここに住んでるんですよね?
まあ言わないけどさ・・・
・・・とか考えてたら、彼がひらめいた!
スーツケースを引きずりながらついていくと、なぜか担々麺専門店。
(ふるる)
私、なぜここまで来て、別に食べたくもない担々麺食べなきゃいけないんだろ・・・
せめて焼き鳥じゃね・・・?
店の場所が遠かったのもあって、ちょっとテンション下がる私。
しかし担々麺を美味しくいただいてテンションは戻り、いろいろ質問を投げかけました!
・・・のに、話を膨らます回答をしてくれなくて、めちゃくちゃ疲れる!
最後のほうは疲れすぎて無言にw
終電があるからと嘘ついて、食べ終わってから速攻切り上げました。笑
◆
後から考えると最初に店に入れなかった段階で、彼もテンションが下がっていたのでしょう。
それでも初対面の、ましてや恋愛を始めるかもしれない相手に対しては、多少の無理をしないといけないのかな、と思います。
今回の事例で私が考える無理してほしかったポイントは
・その場でもお店を調べることをしてほしかった
・テンション落ちてても話を盛り上げてほしかった
というところでしょうか。
まあ、社会人としてその気遣いはできて当然だと感じますがw
帰宅後に、
「逆に短時間でよかったです」
「気分害してスミマセンでした!」
と捨てセリフを吐かれて終了しました。うん、まじそれな。笑
◆
親しき仲にも礼儀あり。
親しくない仲には無理して礼儀を払う。
マッチングアプリでの出会いを進めるための教訓でした。
-----
連載バックナンバーはこちら。
婚活情報を書いていくブログはこちら。
サポート頂けたら、おいしいごはんをご紹介します!笑 ライター、カメラマン、婚活サポーターなどやってます。ご支援をお願いします。