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#4 無理しない男

婚活中に出会った人を綴る赤裸々ストーリー。

今回はちょっと気遣い出来なさすぎかな、と感じた話。

地方で仕事をしているが、平日に会議で東京に行くことがある。

前日の仕事終わりで新幹線に乗り込んで22時前に前乗り、なんてこともコロナ前にはよくやっていた。

ちょうどそのタイミングでメッセージのやり取りをしていた、年下の男性。


私が好きな焼き鳥屋さんの近くに彼が住んでいるという話になり「今日東京くるなら、その足で行きましょうよ!」と誘われた。

正直、時間も読めないし、うーんと思ったけど、好きなお店に行けるならと承諾しました。

待ち合わせしてお店に向かうと、満席。

彼、顔色悪くなる。笑

どうやら代案がまったくなかったご様子。

(ふるる)
百歩譲って、予約してないのは良しとしよう。今日の今日だからね。
しかし、代案がないのはいかがなものだろう・・・
ましてや、ここに住んでるんですよね?
まあ言わないけどさ・・・

・・・とか考えてたら、彼がひらめいた!

スーツケースを引きずりながらついていくと、なぜか担々麺専門店。

(ふるる)
私、なぜここまで来て、別に食べたくもない担々麺食べなきゃいけないんだろ・・・
せめて焼き鳥じゃね・・・?

店の場所が遠かったのもあって、ちょっとテンション下がる私。

しかし担々麺を美味しくいただいてテンションは戻り、いろいろ質問を投げかけました!


・・・のに、話を膨らます回答をしてくれなくて、めちゃくちゃ疲れる!

最後のほうは疲れすぎて無言にw

終電があるからと嘘ついて、食べ終わってから速攻切り上げました。笑

後から考えると最初に店に入れなかった段階で、彼もテンションが下がっていたのでしょう。

それでも初対面の、ましてや恋愛を始めるかもしれない相手に対しては、多少の無理をしないといけないのかな、と思います。


今回の事例で私が考える無理してほしかったポイントは

・その場でもお店を調べることをしてほしかった
・テンション落ちてても話を盛り上げてほしかった

というところでしょうか。

まあ、社会人としてその気遣いはできて当然だと感じますがw


帰宅後に、

「逆に短時間でよかったです」

「気分害してスミマセンでした!」

と捨てセリフを吐かれて終了しました。うん、まじそれな。笑

親しき仲にも礼儀あり。

親しくない仲には無理して礼儀を払う。

マッチングアプリでの出会いを進めるための教訓でした。

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