ティールーム グランドツアーのアフタヌーンティーへ行ってきた。

2022年11月某日。
大阪は上本町。前々から行ってみたいなと思っていた、ティールーム グランドツアーさんへ、ようやくおじゃましてきました。(結構長かったな…。)

某紅茶刑事長の潜入調査(?)に同行ということで、ひとりならクリームティーあたりを頼むところですが、2人なら!ということで、アフタヌーンティーを予約してもらいましたよやったー!11時30分の開店と同時に、ランチを兼ねて、いざ。(…という、以下食べたもののメモ書きです。)

アフタヌーンティーセット ¥3,100-(税込)
・セイボリー+スコーン2種(アフタヌーンティーサイズ)
+本日のお菓子盛り合わせ
+ポットティー

■ポットティー(別紙の紅茶リストより選択)
・アッサム ボルマジャン茶園
・ファラーズ ジュビリーブレンドティー(+¥200-)

アッサム2種あるうち、ボルマジャン茶園をチョイス。茶葉みてないけど多分CTC。香りもよく出てて、安定のおいしいミルクティー。
(もう1種のアッサムは、ハムティー茶園(+¥100-)。GFOPらしい。)

もうひとつは、Farrer’s(ファラーズ)、ジュビリーブレンドティー
2022年プラチナジュビリー記念、ダージリンとキームンのブレンドリーフティーです。セイボリーにぴったりだし、〆に飲んでスッキリできます。

1人前1ポット。今回は、分け合っていただきました。

■スコーン2種
・プレーンスコーン
・マーマイトスコーン

アフタヌーンティーサイズは、小ぶり仕様。
1人分ずつ皿に盛られています。
定番の丸い抜き型のプレーンスコーンには、2種類のジャム。苺とダークチェリー。そしてクロテッドクリーム。まず最初、スコーンが温かいうちにもぐもぐ。ふたつに割ると、上が軽め、底の方が密度あってしっかり。甘さ少な目で、ジャムとクリームをのせる土台として良質のスコーン。もたもたせずに、さくっと食べられます。好み。

マーマイトスコーン。食わず嫌いその1・というより、遭遇する機会がなかったという方が正解かもしれないビールの副産物的発酵食品マーマイト。スコーン生地に巻き込まれて黒っぽく見えるのが、それでしょう。少々警戒しつつ、何もつけずにかじってみます。ほんのりあたたかい、ざくざくしっかりした生地に、チェダーチーズかな?香ばしいチーズの風味が広がります。チーズスコーンと言われて出されたら、わからず食べてしまうと思う、かなり美味しいセイボリースコーンでした。これだけでもしっかり食べ応えあるし、お酒のアテにも良さそうですな。(後で調べたら、このレシピ持ってたw)

スコーンは、プレーンとセイボリーの2種

■2段スタンド、下の皿
・フィッシュパイ
・野菜のタルト
・ポークパイ(2カット)
・ハミングバードケーキ(パイナップル&バナナ&くるみ)(2カット)

セイボリーとお菓子は、2段のスタンドに2人分盛られています。2個ずつあるものと、1つだけのがあるので、分け合う前提だと色々食べられて楽しいです。

フィッシュパイは、全体をパイ生地で包んだタイプ。放射状の1カットを、半分こしました。気にならない骨があったけど、青魚系かな?ゆで卵も入ってたり。クセもなくあっさり系の味わいでした。普通に食事で食べてみたい。

野菜のタルトは、紫ジャガイモ(インカパープル?)とロマネスコなどの野菜がカラフル。こちらも1カットを半分ずつにしました。生地に卵の入ってないタイプ。さくさくの味の薄いペストリーと相まってて、あっさりめのキッシュみたいな感じ。野菜も美味しい~これも大きいカットで食べたい。

ポークパイは、密度みちみち。すごい硬い赤身で切りにくいけど、食べるとかみ切れる。しっかりした豚肉で、1カットは小さいけれど、十分食べ応えがあります。滋味深いやさしい味。
プチトマトとミントかな?も添えられてました。

下段に1種類のせられてた甘いもの。ハミングバードケーキは、アメリカ南部発祥の鳥もさえずるほどおいしいというケーキだそうな。くるみザクザクで、トロピカルさが増したバナナケーキな感じ。甘酸っぱいクリームチーズのフロスティングがポイント。このへんが、なんとなくアメリカンケーキっぽいです。

下段プレート4種

■2段スタンド、上の皿
・ジンジャーブレッド
・シードケーキ
・いちぢく&マロンクリームのイートンメス(2個)

小さなカップケーキサイズのジンジャーブレッド。黒っぽいのは、ギネス/アイリッシュスタウトの色かな。白いバラのような形の、こてっと甘いバタークリームのトッピングがかわいい。密度が高く、複雑で奥深いケーキ。色々食べてるので、半分こで十分満足です。

食わず嫌いその2・シードケーキ。トールキンの「ホビットの冒険」、アガサ・クリスティーの「バートラムホテルにて」などに出てくるらしい、英国に古くからあるケーキ。とはいえキャラウェイ苦手なもので、パウンドケーキにキャラウェイシードいっぱいといったレシピを見て、こりゃ無理だ…って思ってました。
でもこちらのシードケーキは、軽いスポンジにオレンジピールとオレンジフラワーが主体で、キャラウェイシードはちらほら見えてるけど、さらっと風味を後押ししてる感じ。オレンジケーキは好きなので、問題なく美味しくいただけました。シードケーキが試せる機会となって、よかったよかった。

いちぢく&マロンクリームのメレンゲ イートンメスは、取っ手付きのガラスカップに、サクサクのメレンゲ。ぽってりと濃い生クリームにマロンクリームといちぢくがのっかってて、混ぜながらいただきます。甘いところはしっかり甘くて、フレッシュないちぢくがさっぱりさせる。メリハリのある味わいのデザートでした。

上段のお菓子

**
一見クラシック。結構なボリュームで、食べ応えのあるアフタヌーンティーは、全部美味しかったし、ゆっくり過ごせて満足です。
食べ切る気だったけど、焼き物多めでちょっと食べ疲れそうだったので、ポークパイとハミングバードケーキは持ち帰りました。快く包んでもらえたのも、ありがたかったです。(しみじみ、胃が縮んでるな自分…。)

たくさん並んでた焼き菓子も買って帰りたかったけど、またの機会にとガマンがまん。行くごとに、その季節のメニューが待っていそうだけど、次はやっぱり、たっぷりのミルクティーと大きなサイズのスコーンを食べたいかなぁ。
また、おじゃまします♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?