マガジン

  • 姑介護の忘備録

    認知症は、発症する十数年前からはじまっているとのこと。結婚してから、姑から投げかけられた理解できない数々の言動は、認知症だったのか。病気ならば、すべて許せるような気がするが、どうだろう。現在進行形の認知症介護の忘備録。

  • 50歳を前にして心の断捨離

    人生は心の旅。残りの人生をよりよくするため、自分を振り返り成長の糧としていきたい、日記のようなもの。

最近の記事

心の距離をとる

姑へのイライラを収めようと、格闘する日々。 自分に向き合い、そうして見えてきたことは、姑に対する心理的距離が近いのだということ。 深く踏み込み相手をしているのは自分なのだ。 アルコール依存症の家庭で育っているので、共依存になりやすい自分。原因は、私の方にもあった。 今まで、私の姑に対する距離感がおかしかったのだ。 「もう、高齢者だから、すべてお世話しなくてはいけない。」 「信じられないような暴言を吐かれても、弱い高齢者が言ったことだ、咎めず、すべて流さなくてはいけ

    • 自分にも原因がある

      最近、延々と姑が悪口を言っている。 今日も夕食の時、はじまった。 今日は、夫も一緒だったので、相手は夫に任せて、そっと席を立ち、食器をかたずけて部屋に戻った。 今度から、悪口がはじまったら、立ち上がって席を離れよう。 今まで、理解あるいい人ぶって親身に聞いていた自分も悪かったんだ。 いい人はやめよう。 嫌なものは嫌なのだから。 反省、自分にも原因はある。 変えられるものは、変えていこう。

      • 深い悲しみ

        優しくすれば、相手は幸せになれると信じていた。 相手の希望を全部叶えれば、相手は満足するだろうと、自分を擦り減らせて自分なりに頑張ってきた。 時折、投げかけられる暴言にも、傷ついて生きてきた人だからと、やり返さず笑顔で返していた…。 でも、20年経っても結局何も変わらなかった。 手当たり次第に人の悪口を言うことでしか自分の尊厳を保てない85歳の姑の姿に、深い深い悲しみを感じる。 相手に合わせているだけでは、いけなかったんだなあ、私。 合わせるだけの私の接し方は、本

        • 姑、ほぼすべての人の悪口を言う

           姑は、人の悪口を言うことが多い。 私が聞いた限りでは、娘、娘の夫、息子、孫、親戚、自分の妹、ご近所さん、自分の友人と言っている人、ほぼ9割ではなかろうか。 はじめは、姑の人間関係の実態もわからず、言われる相手のほうにも何かあるのではと姑に同情していたが、一緒に旅行に行くような仲の良いはずの友人や30年来の友人と思われる人のことも手当たり次第悪く言っているのを聞かされて、姑の方にかなり問題があるのだとだんだん気が付いた。 一般的にそんな人に出会ったら、さっと離れないとい

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        • 50歳を前にして心の断捨離
          2本
        • 姑介護の忘備録
          3本

        記事

          自分の人間関係の癖

          最近、YouTubeで心に関するものを見ている。 その中で、府に落ちたのが、自分のパターンだ。 いつも人の下に入り込んで、支配されているように見えるが、実は、逆に上に見立てた人を支配しているというもの。 これはナンバー2に甘んじていることで、責任を取らないというメリットもあるとのこと。 当てはまるかもとハッとさせられた。 誰にでも合わせ、波風立てないで世の中渡ってゆくのが大人の流儀なのだと自分の信条にしていたが、あと2年で50歳という年齢にきて自分を振り返ると、何が

          自分の人間関係の癖