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恋の終わりにサイドスロー日記(4/9)

こんにちは、ふる はるこです。今日の日記は題名のとおり、恋の終わりにサイドスローを投げる日記となっております。日記にネタバレもクソもないので気楽に読んでおくれよ。


今日はお付き合いしている男性と会う約束をしていました。ちなみに「彼氏」って言うのもちょっとしんどいくらい、今日ワカレソウなのです。分かっていただけますでしょうかこの感じ。この胸がズキズキする感じ…

「会おうよ」って言うのがこんなに難しくなると思わなかった。何を思ったか、私は「キャッチボールしようよ」という変な誘い方をして相手と会う約束をしました。我々は大学の野球サークルに所属しているので自然といえば自然。いや、別れ話に入るまでの時間稼ぎか?


相手と会ってから、大学の横にある公園でキャッチボールをするために大学に2人で歩きました。彼がグローブを2つ持っていてそれを一つ借りることになっていたので、私はほぼ荷物を持たずに行きました。5分くらいどうでも良い話をしながら歩きました。

で、大学に着いた頃にボールを持ってくるのを忘れていることに気づきました。アホだねえ

「いったん帰ろっか」みたいなことを言って大学を後にしました。これに関しては気まずいとかではなく普通に面白かった。私がボール持って来たほうが良いやつだったのかな



アーモンドクリーム


これはどう言うことかというと、お腹空いてきたのでキャッチボールは置いておいて一旦カフェでごはんにしたのです。今のところ何も計画通りに行っていません。

我々がお店に入ったあとに、1人おじいさんが入って来ました。おじいさんはお店に入ってくるなり、小さいチョコを2つずつ渡してくれました。なんというか、絶対悪い人ではないけど少し様子のおかしなおじいさん。こんなこと言っちゃダメか。

「馬はな、体が大きいんやけど優しい生き物なんや。どうしてか分かるか?」

おじいさんはスポーツ紙の競馬のページを指で指しながらこの質問を繰り返していました。

彼氏は苦笑いしていましたが、おじいさんは完全に我々に向かって一生懸命に話しかけているのでなんとなくで答えてみました。

私「馬が優しいのは、遠い昔から馬と人間が共に暮らしてきたからじゃないですか?」

おじいさん
「ハハハ。ちゃうな。馬が優しいのは、なんでかというとな。草食動物だからや!草をな…」


ごはん、とても美味しかったです。お腹いっぱい!ごちそうさまでした!


そのあとちゃんとキャッチボールをしました。
サイドスロー習得に向けて練習させてもらったけど難しすぎる。「僕はサイドスローでやっていくぞ!」となったピッチャーの気持ちだけは本当に分からない。あり得ない。あり得ない動き。
でもカッコいいからいつかできるようになりたい。ちょっと練習しただけで習得できるもんじゃないからね、この涼しい時期に大学の空きコマでキャッチボールできたらいいな。

公園の桜は満開で、涼しい中でするキャッチボールはとても気持ちがよかったです。

そして、やっと本題に入りました。
キャッチボールを口実に誘わないとできなかった話をしました。向かい合って話すのが怖くてさっきのカフェでは話し出せそうにもなかった。面白いおじいさんいたし。でも公園のベンチで桜を横目に、ことばを探しながらゆっくり話すことができました。

相手は最後の方に「もう一回友達に戻ろう」と言っていました。台本を読むような感じで、用意していた言葉のように聴こえたけど、もしかしたら心からそう思ってるのかも。私には分からないです。便利な言葉だな、と思いました。

2人とも根暗で消極的で、考え方が似ていて、それで上手くいかなかったです。2人とも人並みには優しいけど本当には相手のことを思ってないということに、長い間目を背けて来ました。

我々は「今後同じミスはしないようにしよう」と、これまでの日々の反省会のようなものをして別れました。2人とも大学生活があと2年残っているわけですから、せっかくなので有意義に過ごしたいし、過ごしてほしいんです。

というわけで、この恋はこれで終わりです。


出会いと別れの春と言いますが、私はマイナスからのスタートですね。
明日から大学3回生として新しい授業が始まります。今日別れた相手とは学部が違うので、学校ですれ違うことはあっても話すことはないと思います。私は元気出して、単位落とさないように勉強を頑張るしかなさそうです!

今日はこんな感じの日でした!


それではまた明日〜

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