長編小説を書けるまでの練習帳22
短編小説
「人間アレルギー」
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長編小説の執筆が滞っていたので、書いてみました。
10分程度の短編なので、切ない話。儚い話。学校もの。恋愛もの。そういうのが好きな人は読んでいただきたいです。別にそれ以外の方も構わないのですが。
ふと、考えたことがあります。
僕たちはなぜ文章を読んだり、書いたりすることが好きなんだろう
自分なりの哲学があって、それは◯◯だからと話せる人もいるかもしれませんし、いや、そんなこと考えたこともなかった。好きだからそれで良くない?って思う人もいるかもしれません。
別に明確な答えを欲してるわけでも、出したいわけでもなく、ふと思ったんです。
話変わりますが、僕の小説を読んでくれた人から感想をもらうことがたまにあるんですが、「この作品のifが読みたい」と言ってくれる人がいます。
if。もしかしたら。あのときこうしていたら。並行世界。
あのとき、主人公が違う行動をしていたら、ヒロインは助かったのか、それともやっぱり助からなかったのか。
小説は、数ある無数の選択肢から、1つの道を選ばなくてはいけません。楽しさとともに苦痛もある。
それは人生も似ていて、数ある選択肢の中から自分の歩く道を決めなきゃならない。
やりたいことが見つからない。
進路先で悩んでいる。
将来どうなりかわからない。
こういうことを考えるのはいつまで経ってもなくならないだろうなと。僕もその例にもれていませんが。
僕はよく話が難しいとか、抽象的過ぎるとかよくお言葉をいただきます。僕もそう思います。
話はよく飛ぶし、話がまるで要点を得ていないし、説明した比喩も意味不明だし、僕と話をしてくれる人達はすごいなと思います。
僕は人が好きなのですけど、人間アレルギーなのかもしれません。
なに伝えたいのか、書いてて分からなくなっちゃった。
テーマをしっかり決めて、分かりやすい文章を書く人はすごいな、素敵だなと思います。
自分も、少しでもそれに近づいていきたいですね。