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株式投資 No.48 ー2021年9月の運用状況ー

目次

1.9月の売買の状況と保有株の株価の推移
2.9月の損益結果
3.  アメリカ株の状況

1. 9月の売買の状況と保有株の株価の推移

9月の日経平均は値動きの激しい1月間でした。
前半は、8月後半からの勢いを持続して上昇を続け、8日には終値で3万円を超え、さらに14日には3万670円となり、2月16日の年初来高値(終値3万467円)を更新しました。1990年8月1日(同3万837円)以来、ほぼ31年1カ月ぶりの高値水準で、8月20日の年初来安値である27,013円から3週間ほどで一気に3,000円を超える値上がりです。

しかしその後は、中国不動産大手の恒大集団に関する債務問題が懸念され、20日のNYダウが一時970ドルを超える大幅な値下がりとなり、翌日21日の日経平均も660円安で、3万円の大台を割り込みました。その後一旦3万円台に持ち直しものの、今度は、アメリカの債務上限問題によるNYダウなどの下落の影響を受け、10月1日の日経平均は、また600円以上値下がりし、終値は28,700円台まで下落してしまいました。

他方で、保有株については、今月は良いニュースが多く、6日に、日経平均株価の定期入れ替えが発表され、キーエンスが新規で採用(10月1日入替実施)されることになり、株価も一時74,000円まで上昇。

8日には、ウェルスナビが提供するロボアドバイザー「WealthNavi」の預かり資産が5500億円を突破というニュース。株価はいまいち冴えませんが、今年1月に3,500億、4月に4,000億、5月末に4,500億、7月に5,000億とすごいスピードで資産が増えていますので、今後に期待です。

また、セルソースは、今月に入り、横浜・F・マリノスやジェフユナイテッドとのメディカルバートナー契約、医療支援クラウドサービスを運営するエムネスとの戦略パートナーシップの締結、さらに、乳がん治療・乳房再建に関する情報提供サービス「SakuraPass」を開始すると立て続けに発表。 
 そして、10日の大引け後に決算発表。21年10月期第3四半期累計(20年11月-21年7月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.8倍の6億9100万円に、直近3ヵ月の実績である5-7月期(3Q)の経常利益も前年同期比4.1倍の2億5600万円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の15.3%→33.6%に急上昇。また、合わせて11月1日付けで1対3の株式分割の実施を発表。これを受け、株価も一時22,000円まで上昇。

オープンハウスも9月6日から、変わらずを挟んで9日続伸し、連日で年初来高値を更新。17日の取引開始前には、21年9月期の連結業績予想の上方修正と、期末配当予想の増額を発表。売上高を7880億円から8050億円(前期比39.8%増)に、営業利益を960億円から1000億円(同61.0%増)に引き上げ、足元での好調な業績進ちょくを織り込んだ。また、期末配当予想については、従来の60円から62円(前期実績40円)に増額。中間期配当50円(同40円)と合わせた年間配当は112円(同80円)に。株価も7,000円近くまで上昇。

その他、東京エレクトロンなど半導体株も前半値上がりしましたが、後半は総じて下落。株価が下落する中で売却も考えましたが、下落の要因が外部要因であり、企業業績自体は悪くないので保有を選択。吉と出るか凶と出るか…。

10月は、春先に買った株の売却と株価が下がったいくつかの株の押し目買いを検討中…。

2. 9月の損益結果

株価の上昇に合わせて利益も急増し、一時は200万円を超えるまでに増えましたが、その後株価が下落したため、保有株の最終損益は154万円(確定損益32万円、保有株損益122万円)で前月比17万円のプラス。年末に向けて再度株価が上昇しますように。

サムティ      100株  57,000円
オープンハウス 180株.    351,000円
ウィルグループ    200株      44,000円
セルソース      30株.   116,000円
スパイダープラス 110株.      43,000円
RSテクノロジーズ. 60株.   ▲53,000円
ローツェ              10株  ▲13,000円
ベイカレント     20株  718,000円
アドバンテスト  60株 ▲33,000円
キーエンス     5株     8,000円
ウェルスナビ   110株 ▲74,000円
ニホンフラッシュ100株  ▲18,000円
東京エレクトロン. 15株     85,000円

3.アメリカ株の状況

アメリカ株の値動きは日本株以上に冴えない展開。NYダウは、月初の35,000ドル台から一時は34,000ドルを割るまでに。S&P500も月初の4,500台から4,300を切る水準まで下落。

コロナウイルスの感染拡大に伴う景気回復の遅れを懸念してなのか、テーパリングの開始を予想しての動きなのか、債務上限問題なのか。いずれにしても、これまでずっと上昇してきていたので調整局面なのかなと…

そういう中、保有株は、ほぼ全て値下がり。唯一、ネットフリックスが初めて600ドルの超えるところまで上昇したのが、ちょっとした救い。そして、今月は、金融機関向けソフトウェアサービスを提供するNcinoを5株購入。

このような状況なので、利益も、前月比77万円マイナスの900万円まで減少。アメリカ株は長期保有なので、基本眺めているだけですが、早い回復を願います。

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