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どさんこワイドに出演してきました!

11月14日から18日の5日間、STV(札幌テレビ放送)さんの夕方情報番組、「どさんこワイド」のコーナー「お絵かきですよ!」に北大オケが出演しました!
「お絵かきですよ!」といえば、出されたお題の絵を1分間以内に描いて、それを電話で繋いだ視聴者の方が当てることができれば成功という、北海道の方にはお馴染みの人気コーナーです。
北海道大学交響楽団ウィークと題して、5日間日替わりの北大オケの団員が、出題者としてお絵かきをしてきました。今回はその1日目、11月14日(月)のレポートです。

15:00
今日はコンマスと私広報のバイオリン二人での出演です。STVの建物に入ると、左手に見えるスタジオには大きなカメラやマイクがあり、たくさんのスタッフさんが慌ただしそうにしています。テレビの裏側に入った気がして不思議な気持ちがしました。

札幌テレビ放送会館

待ち合わせていたディレクターさんとお話を進めていると、「お絵かきですよ!」を担当しているアナウンサーの木戸聡彦さんが声をかけてくださいました。話のプロということもあり、さすがのコミュニケーション力!話し上手でありつつ聞き上手で、こちらもとても楽しくお話しさせていただきました。
簡単な打ち合わせの後、控室へ。しばらく待機です。

15:50
ディレクターの方に呼ばれ、先ほど見えたスタジオへ。ここが「お絵かきですよ!」のスタジオです。音響チェックをするとのことで、楽器を持って向かいます。
最初にマイクとイヤーモニター(放送上の音声が聞こえるイヤホン)をつけていただきます。これをつけると一気に緊張感が…。気が引き締まります。
続いて演奏です。今回の北海道大学交響楽団ウィークでは、各日お絵かきの前に30秒ほど演奏する時間をいただきました。今日は葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」を演奏します。バイオリンの曲としてお馴染みですね!集合の1時間ほど前に集まってアレンジを考えたので、間違えないかヒヤヒヤでしたが、木戸さん含めスタッフさんからすごい!と褒めていただきひとまずホッとしました。録音レベルが調整できるまで何度か繰り返して演奏してから、またリハーサルまで控え室で待機します。

16:05
音響チェックの際、冒頭に何か5秒ほどジングルのようなものを演奏するのを提案されていました。何をするか迷いましたが、二人で話し合い、20世紀フォックスの映画の最初に流れるファンファーレを弾くことになりました。控え室では大きな音が出せないので、軽くはじいてこんな感じで行こうか、と打ち合わせします。

16:48
リハーサルに呼ばれ再びスタジオに向かうと、3枚のボードが!これは以前作成したPVの中で演奏しているところの写真です。データでお渡ししていて、放送中に動画としても流していただけるようです。

リハーサルの様子

まずは簡単な流れを確認します。その際先ほど決めたファンファーレを演奏すると、これで行こうということになります。全体の流れを確認した後は、お絵かき以外ほぼ本番と同じように進行します。二人とも緊張していて、何度か噛む場面も…。ですが、木戸さんのフォローの安心感や、スタッフさんのサポートもあって、リハーサルは無事終わりました。いよいよ本番まで待機です。

17:09
待機時間というのはひょっとすると本番よりも緊張するかもしれません。控室にあったテレビをつけると、先ほどまで話していた木戸さんが映っていて、あと30分ほどで自分達がこれに移るのかと思うと本当に変な気分がします。
スタッフさんがいらして、「お絵かきですよ!」のルール説明を受けました。

・制限時間は1分間
・文字や数字を書いてはいけない(文字からできた記号なども×)
・構成する文字を抜き出した説明はNG(「亀」というお題で「蚊」と「目」を書くなど)

絵があまり得意でない私としては演奏よりもお絵かきの方が緊張。。。責任重大です。

17:38
いよいよ放送です!控室からスタジオに移動すると、スタッフさんが木戸さんに「あと30秒!」とオンエアまでの時間を知らせています。CMに入る直前にお絵かきですよの予告が入りますが、今回はタラバガニウィークということで、二人は隅で見守ります。木戸さんがカニに扮したコミカルな予告が終わりCMに入ると、その間にリハーサルで決めた立ち位置に移動します。

あと10秒・・・3、2、1!

放送が始まりました。木戸さんの合図でまずはファンファーレを演奏!左耳に入ったイヤーモニターから放送に載った自分のバイオリンの音が聞こえてなんだか変な気分です。中継で繋いだメインスタジオの皆さんに「映画だ!20世紀フォックスだ!」と言っていただけて少しリラックスできました。

その後簡単な自己紹介をしてから、北大オケの紹介です。自分達広報で作った映像が目の前のテレビ(STVのチャンネルを常に放送)にうつっていて、なんだか嬉しくなりました。

演奏の時間になりました。約1時間の練習の成果やいかに・・・。

二人とも間違えることなく演奏することができました!メインスタジオの皆さんにも盛り上がっていただけて一安心!このあとはいよいよ本題、お絵かきの時間です。

一度放送がメインスタジオに戻って回答者の方への電話の時間です。その間にこちらのスタジオではお絵かきの準備を進めます。私は楽器を一度置いて、ペンを受け取り、お絵かきボードの前に立ちました。

回答者の方が電話に出て、こちらにオンエアが戻ってきました。控室で受けたルール説明を改めて受け、回答者の方に「がんばります!」とメッセージを伝えてから今日のお題が見せられます。果たしてお題は・・・

「リサイクルショップ」

リ、リサイクルショップ!?!?STVに来る前いくつか過去のお題を見て簡単に練習し、”傾向と対策”を把握したつもりでしたが、リサイクルショップ!?まさに予想外、パニックです。
何もイメージがつかないにもかかわらず、手が勝手に大きな丸を書き出してしまったので、ひとまずここに手を描いて人とします。
ここで一度思考がストップ。手が止まりました。リサイクルショップでは何が売っているか・・・自転車と机と冷蔵庫と・・・店だからお金をかいた方がいいだろうか・・・。
回答者は当たるまで何回でも答えていいのですが、当てずっぽうしかできないレベルの絵を見てなかなか答えも出てきません。カウントダウンが始まり、諦めた私はなぜか人に目と口を描きました。ここでタイムアップです。

こたつのようなお札、テレビにも見える店の外観…
そしてなぜか書くスペースが上に偏っている問題作

最後の回答を求められた回答者の方が答えたのは「鏡餅」。
残念不正解・・・ですが、この絵を見て当てる人がいたら私が尊敬するレベルです。(あとでオンエアを見たところ、全道で28人の方が正解していたようです。すごい!)

木戸さんが書かれた見事な見本が出て、最後にコンマスと二人でカメラに向かって手を振って放送終了です。終わってみて初めて気づきましたが、二人とも喉がカラカラになっていて、緊張していたのを実感しました。木戸さんやスタッフの皆さんに「おつかれさま!とてもよかったですよ!」と褒めていただき、とても嬉しかったです。最後に記念写真を撮っていただき、控室に荷物を取りに戻ります。

左からコンマス、広報、木戸アナウンサー

18:03
外はすっかり暗くなっていました。11月も中旬になり、気温もグッと下がっています。本番まであと約1ヶ月というこのタイミングで、テレビを通して北海道の皆さんに北大オケの存在を知っていただくことができ、本当に良かったです。STVの皆さん、ありがとうございました!

今日から金曜日まで続く「お絵かきですよ! ~北大交響楽団ウィーク~」。
これから出演するみんなが上手にお絵かき(と演奏!)できるように願わずにはいられない帰り道なのでした。

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