臆病の経済

臆病
・ちょっとしたことにも恐怖を感じたり、尻込みをする様子。
・出し抜けの出来事にあってすっかり慌て驚くこと。危機的な状態にあって、気後れや気落ちをすること。

裏を返せば臆病であるというのは、慎重であるという意味であり、経済学的な表現をすれば損失を少なく抑えたり、障害を少なく抑えたりしたいということ。

だからそういう経済体制では保険・債権投資が主流で“ 税金収入” として投資の利益が求められている。

ならばどれだけ損失を減らせるかどうかが問われていて、“不良債権” を減らすことで評価をする人もいるだろうが、“人的資源” に対して “他の資源” に換算するとどのくらいかということや「欲しいのは人手だけか?」ということになる。

「自分より弱い立場の人に対して一方的に不利な条件を突きつける」という話はしていないが。

そこでネガティブな部分をどれだけ取り去れたかという仕事や投資が脚光を浴びることになる。
例えばインターネットは場所の制約を取り去れたし、オンラインショッピングや通信販売もそうである。

「臆病な人間に儲けは渡さない」という世界で
臆病というのが「リスクを取らないこと」
だとしたら、その世界は「危険手当」や「(周りに危険な思いをさせた)迷惑料」で利潤を得ているだけであり、

こういう話をするとメディアが
「臆病者の犯罪」の報道をするのである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?