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インスタで運用を始める前に決めるべき3つのコト

はじめまして

HushTugのSNS担当の中島です。
Twitter:@HushTug_kenta

『【D2C】ブランド販売開始から約8ヶ月で月商840万円を超えるまで 』ではSNS運用編とSNS画像加工編を担当しており、週刊noteでもインスタ関連を発信していきます。

以前無料公開したnoteではプロフィールの設定方法であったり、ストーリーズの活用方法など基礎的な部分をご紹介しました。
今回のnoteでは『運用を始める前に決めるべき3つのコト』について書こうと思います。

これからインスタ運用を始めていく方に少しでも役に立てればと思います。

運用を始める前に決めるべき3つのコト

まず前提として僕はSNS運用にもともと長けていた訳ではありません。

そんなSNS運用に関して右も左もわからない状態から運用をスタートした僕が運用する前に決めるべきコトをまとめました。
決めておくと投稿内容やネタの選定なども楽になるのでこれから運用を始めていく人は実践してみてください。

①運用目的を明確する

みなさんは何のためにインスタを運用スタートさせますか?

・新規顧客の獲得
・ユーザー接点の創出
・情報発信ツール
・ブランド認知の拡大
・ブランディング

などがあり、例えば運用目的をブランド認知の拡大とした時に新規にアプローチをするためSNS広告を使ったり、プレゼントキャンペーンなどの企画をしたりと運用目的によって投稿内容や施策は変わってきます。

運用目的を明確に設定して目的に合った施策や日々の投稿をしていきましょう!

②目的に合わせた手段を選ぶ

手段とは目的を達成する為の方法なので複数設定して構いません。
HushTugの一つの目的して「インスタでの売上UP」があります。そちらを例に説明していきます。

[ 目的 ]
インスタでの売上UP

[ 手段 ]
・SNS広告
・オーガニックでの見込み顧客の獲得
・リピーターの創出

このように一つの目的を対して手段は複数あり、僕は日々の投稿がメインなので「オーガニックでの見込み顧客の獲得」と「リピーターの創出」の2つの手段から売上の向上を目指して日々運用しています。

またここでは目的の1つをピックアップして紹介していますが、アカウントに他にも情報発信ブランド認知の拡大を目的としている側面もあります。
運用目的を明確に設定してそれに合った手段それぞれを選びましょう!

SNS広告に関しては別の記事で詳しく説明しているのでそちらをご覧ください。
マーケティング:SNS広告編

③日々の投稿で伸ばす数字を決める

先ほど手段の中から「オーガニックでの見込み顧客の獲得」をピックアップして詳しく説明していきます。

そもそもオーガニックでの見込み顧客の獲得とは?
オーガニックの見込み顧客とは獲得とは広告費をかけずに商品を購入してもらうことを意味しており、#検索からや既存のフォロワーからの購入が該当します。

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※#検索とは赤枠で囲った検索窓からの流入のこと

僕は日々の投稿の中から見込み顧客が購入を検討しているかどうかを判断する一つの指標としてエンゲージメント数を意識しています。

エンゲージメントとは見ているユーザーのアクションを意味しており、簡単にいうと投稿に対するユーザーからの評価みたいなモノで、今回は既存フォロワーに着目して解説していきます。

インスタにおけるエンゲージメントとは赤枠で囲ったアイコンの数値の合計です。

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[ アイコン説明 ]
ハート:いいね!
吹き出し:コメント数
紙飛行機:ストーリーズやDMでのシェア
リボン:保存数

この投稿のエンゲージメント数は348になり、数値が高いほど興味関心があると言えます。
アイコン毎の数字の良し悪しはその投稿内容によっても違ってくるため何を目的とした投稿なのかも明確に決めて投稿するとより分析がしやすくオススメです。

保存数に着目して既存フォロワーが興味関心がある投稿のリサーチ

エンゲージメントは評価にはアイコンによって意味が異なります。
その中でもユーザーの興味ある投稿内容をリサーチする時に見るべき数字が保存数(リボン)です。

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こちらの投稿は本革を普段持たない初心者に向けてレザーのケア方法を紹介した投稿です。
この投稿の目的はHushTugのアカウントをフォローしているユーザーの中で革の初心者が多く、手入れの方法がわからない人が多いでは?という仮説のもと投稿しました。

エンゲージメント数:163
[内訳]
いいね:143
保存数:20

このような結果でした。
保存数は投稿によって意味が変わってきてこの場合は「レザーをケアする時にまた読み返したい」ため保存したユーザー心理がわかると思います。

この投稿以降、革初心者に向けた投稿をいくつか行い、どれも保存数が多く投稿のネタとして定期的に投稿しています。
またこの結果やメールなどの顧客分析からネットショップのコンテンツも初心者向けのモノを増やすなどの施策も行いました。

また同じようなエンゲージメントでも違った使い方があります。
例えばこちらの投稿は新しい商品の試作品を作成した時の投稿です。

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既存商品の革を変更して作成した商品です。
いくら自分たちがいいと思って作成しても既存顧客や市場にマッチしていなければ商品をリリースしても売れません。

この試作品がどのぐらい需要があるのか市場調査を目的として投稿しました。

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この時のエンゲージメントは投稿してから1日後に計測した数値です。
日々の投稿の平均エンゲージメントは100前後とこちらの投稿は平均より上でユーザーの興味関心が高い投稿であると言えます。

さらにこちらの数値には反映されていませんが、DMなども多数いただき、リリースを前向きに検討している商品で新しい商品企画の参考にも使うことが出来ます。

まとめ

今回はインスタ運用を始める前に決めるべき3つコトについて書きました。

インスタ運用を始める前に明確な運用目的を決めておくことで狙うユーザー(ターゲット)が決まり、投稿内容(アプローチ方法)が決まります。
また投稿のエンゲージメントを計測する事によって既存フォロワーの属性を知る事もできるので新しい施策にも応用することが出来ます。

日々の投稿をできるだけ有益なモノにするためにも運用目的はしっかり決めてから運用するようにしましょう!

それでは今回はこの辺で。

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